H3ロケット改良でコスト半減 JAXA、推進装置を簡素に (日本経済新聞)

世界のロケット開発が新時代を迎える。宇宙航空研究開発機構(JAXA)は大型ロケット「H3」のエンジンなどを数年以内に改良し、打ち上げコスト半減に向けた仕上げに入る。世界は機体の再使用や新型燃料などで日本の先を行く。開発競争が激化するロケットの最前線を追う。 7月下旬、鹿児島県南種子町の港。三菱重工業の飛島工場(愛知県飛島村)から出荷されたH3ロケットの4号機の機体が到着した。コンテナを船からトレ. ……

脳の神経細胞、移動先の決定に関与 理研がラットで発見 (日本経済新聞)

理化学研究所はどこへ移動するかの決定に関与する神経細胞がラットの脳に存在することを見つけた(埼玉県和光市)理化学研究所の藤沢茂義チームリーダーらは、ラットの脳を調べ、近距離の移動先の決定に関わる神経細胞を発見した。ラットを用いた実験では、神経細胞の活動を解析して数十センチメートルの範囲で移動場所を予測できた。 研究成果をまとめた論文は米科学誌「サイエンス」に掲載された。人の場合、学校や会社から帰宅 ……

微生物の膜作りやすく 大阪公立大など、排水処理に応用 (日本経済新聞)

大阪公立大学の東雅之教授らは関西化工(大阪府吹田市)と共同で、表面が発泡したプラスチックの一種を土台にすると、発泡がないものと比べて微生物が表面につくる集合体「バイオフィルム」の形成量が増えることを検証した。バイオフィルムを排水処理に使う際、微生物がはがれにくい土台の開発につながる可能性がある。 検証に用いた発泡ポリプロピレンの土台=大阪公立大の東教授提供バイオフィルムは微生物が膜のように集まった ……

ゲノムを駆使して不治の病に挑む 米ブロード研の日本人 (日本経済新聞)

いま治せない病気を治療できる未知のゲノム編集ツールを見つけたい――。米ブロード研究所上級科学研究員の齋藤諒は、ゲノムを切らずに狙った遺伝子の機能を変える技術で、遺伝性疾患の治療法確立に挑む。 齋藤が所属するブロード研コア・インスティチュート・メンバーのフェン・チャンの研究室は、生物工学の世界最先端のラボの一つだ。チャンは「未来から来た少年」との異名を持つ天才で、2013年にゲノム編集技術「クリス. ……

植物の可能性拓く 原種のコレクター (日本経済新聞)

ハナショウブとトマト。日本を代表する園芸植物の原種(野生種)と、世界中の食卓にのぼる野菜の原種を集めて研究しているのが玉川大学教授の田淵俊人だ。原種を調べて品種改良の変遷や、未知の有用な機能を明らかにしながら原種の大切さと多様性の保存を訴えている。(文中敬称略) 4月21〜25日、島根県松江市で開かれた「第5回温帯地域の花木・観賞樹木に関する国際シンポジウム」で田淵らのグループが特筆すべき研究成. ……