AI作成「でたらめな図」、論文に掲載 学術誌が撤回 (日本経済新聞)

人工知能(AI)の作成したでたらめな図を載せた学術論文が掲載され物議を醸している。数日で撤回されたが、掲載前に別の研究者らが審査する査読が機能していなかった。2023年には世界の論文の撤回数が過去最多を記録しており、研究の質の担保が急務だ。 問題となった論文は2月13日に学術誌「フロンティアズ・イン・セル・アンド・デベロプメンタル・バイオロジー」にオンライン掲載された。中国・西安交通大学の研究者. ……

KDDI、独自路線で海外展開 モビリティー向けも推進 (日本経済新聞)

KDDIは2024年2月6日、コンビニエンスストア大手のローソンに5000億円を出資し、三菱商事と共同経営体制にすると発表した。通信会社が異業種である小売りに進出することが大きな話題となった。 KDDIの高橋誠社長は「なんで小売りなんかに手を出すんだというのが最初の反応であったが、今では周囲から『すごく面白い』と評価されるようになってきた。僕らは基本的にバーティカル(縦方向)のビジネスモデルを展. ……

東工大、多様な分子解析に向く素材 創薬に応用も (日本経済新聞)

東京工業大学の河野正規教授らの研究チームは、幅広い種類の分子の構造解析に利用できる新たな多孔質材料を開発した。複雑な構造を持つ分子の解析が必要な創薬分野などへの応用が期待される。成果は英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズの電子版に掲載された。 新たな金属有機構造体を開発した東京工業大学の河野正規教授?=本人提供物質の特徴を知るには、構成する分子の構造を解析することが欠かせない。構造解析の方法の ……

原因不明の透析患者、1割は遺伝性の腎臓病 東京医歯大 (日本経済新聞)

東京医科歯科大学の研究チームは、腎臓機能の低下した原因が不明なまま人工透析を受けている患者の約1割は遺伝性の腎臓病であることを明らかにした。こうした病気を遺伝子解析で早期に見つけて治療できれば透析を避けられるとみている。研究成果をまとめた論文が学術誌に掲載された。 記者会見で研究成果を説明する東京医科歯科大学の蘇原映誠准教授腎臓の機能低下が続く状態を慢性腎臓病と呼び、悪化すると人工透析が必要になる ……