超電導送電、鉄道営業路線で稼働 土台は基礎研究の蓄積 (日本経済新聞)

電気を無駄なく電車に送る新技術「超電導送電システム」が営業する路線に世界で初めて登場した。伊豆箱根鉄道(静岡県三島市)の駿豆線の一部区間にJR系の鉄道総合技術研究所(東京都国分寺市)の新技術を設置した。期待の省エネルギー技術を稼働できた背景には、地道に進めてきた基礎研究の蓄積がある。 鉄道では一般に、銅製などの送電ケーブルで電気を送る。その際に電気の一部が熱となって失われる「送電ロス」が生じる。. ……

ウェッブ望遠鏡の大発見 明るすぎた宇宙の夜明け (日本経済新聞)

ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の観測により、いま天文学研究が急速に進みつつある。2022年夏に本格的な運用を開始してからまだ1年半ほどしかたっていないが、関連論文は既に2000本に達し、多くの研究者が「ウェッブ望遠鏡が登場する前後で世界が変わってしまった」と口をそろえる。なぜここまで盛り上がっているのか。それはウェッブ宇宙望遠鏡があまりにも高性能で、今まで天文学者たちが見たくても手が届かなかった宇 ……

北極の海鳥、白夜でも同じ生活リズム 深夜の動き活発に (日本経済新聞)

ヒメウミスズメはイヌイットとの文化的なつながりが深い=北海道大学提供北海道大学のポドリスキ・エブゲニ准教授らは北極域に生息する海鳥「ヒメウミスズメ」の生態の一端を明らかにした。繁殖地にマイクを置き、鳴き声や羽ばたく音を分析すると、一日中太陽が沈まない白夜でも周期的に深夜の時間帯に最も活発に動いていた。 ヒメウミスズメは夏に北極域に飛来する。氷雪地帯の先住民であるイヌイットと関係が深いが、生態はよく ……