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電気を無駄なく電車に送る新技術「超電導送電システム」が営業する路線に世界で初めて登場した。伊豆箱根鉄道(静岡県三島市)の駿豆線の一部区間にJR系の鉄道総合技術研究所(東京都国分寺市)の新技術を設置した。期待の省エネルギー技術を稼働できた背景には、地道に進めてきた基礎研究の蓄積がある。 鉄道では一般に、銅製などの送電ケーブルで電気を送る。その際に電気の一部が熱となって失われる「送電ロス」が生じる。. …