2024 バンコク国際モーターショーレポート マツダ編

 タイでの存在感が薄れてきたマツダ タイ市場では存在感が薄れてきたマツダ。今回のバンコク国際モーターショーのステージには、MX-30のeスカイアクティブ R-EVを展示していた。マツダ技術の象徴であるロータリーエンジンをレンジエクステンダー用に搭載したPHVだが、タイでの市販の予定はないという。もう1台の注目モデルは、マツダ6。いよいよこれが最後になるようでファイナルエディションとして展示されていた。  マツダMX-30ロータリーEVマツダ6 【動画…

マツダMX-30 Rotary-EV試乗記・評価 まさに、個性の塊!

 MX-30 EVモデル、BEVのトレンドに乗れなかった? 約11年振りにロータリーエンジンが復活ということで、話題になったマツダMX-30ロータリーEV。まさに、マツダの柔軟性あふれる企業風土と強い独自性を象徴する1台だった。そもそも、初期にMX-30の開発には、ロータリーEV(PHEV)が予定されていなかった。マツダは当初、MX-30のガソリン車をベースにしたBEV(電気自動車)を計画。航続距離は、実用200㎞前後(カタログ値WLTCモード256㎞)のシティコミューター的で十…