科学は幸せを招くか 社会制度改善と両輪回せ (日本経済新聞)

科学技術の進歩は人類に幸せをもたらすのか。文部科学省の科学技術・学術政策研究所が2月に公表したアンケート調査では、科学の進歩が経済成長や健康の増進に役立つという評価が出た。ただ社会正義や平等の実現にはつながりにくいとみる意見も目立った。ジェンダー平等などの社会課題の解決に向けて、科学と社会制度の両輪をうまく回す必要がある。 調査は2023年12月にインターネットを使い、15〜69歳の男女計660. ……

ヤリイカの繁殖戦術、孵化日が左右 無脊椎動物で初確認 (日本経済新聞)

オスのヤリイカは孵化日で繁殖戦術が決まる=東京大学の博士課程大学院生、細野将汰さん提供東京大学などの研究チームはヤリイカのオスの繁殖戦術が孵化(ふか)した日が早いか遅いかによって決まることを明らかにした。こうした例はハゼの仲間など魚類で3例報告されていたが、無脊椎動物では初めてだという。 ヤリイカにはメスを巡って他のオスと戦って繁殖する大型の「ペアオス」と、ペアに割り込んで繁殖する小型の「スニーカ ……

「猿橋賞」の2024年受賞者 緒方芳子氏 (日本経済新聞)

猿橋賞を受賞した京大数理研の緒方芳子教授「24時間、研究のことを考えている」。優れた女性科学者に与えられる「猿橋賞」の受賞会見で顔をほころばせた。物質を形作る目に見えない微小な粒子の世界と日常を結ぶ物理学の分野を数学で読み解いた。 21年に数理物理学の分野で権威のあるアンリ・ポアンカレ賞を日本人で2人目に受賞。22年には4年に1回の国際数学者会議で招待講演者に選ばれるなど、世界で名がとどろく。 2 ……

ソフトバンクG「AI革命」に10兆円 動き出す孫氏の構想 (日本経済新聞)

【この記事のポイント】 ・AI向け半導体の開発・製造にファブレス形式で参入 ・データセンターや発電事業にも進出、総投資額は10兆円規模 ・「世界で最もAIを活用するグループ」へ脱皮図るソフトバンクグループ(SBG)の孫正義会長兼社長が掲げる「AI(人工知能)革命」が動き出す。AI向け半導体の開発・製造を皮切りに、データセンターやロボット、発電事業にも事業を拡大する計画だ。投資額は最大で10兆円規模 ……