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南米チリに建設されていた東京大学アタカマ天文台(TAO)の望遠鏡施設が4月に完成した。標高5640メートルの山頂に位置し「世界一高い天文台」とギネスブックから認定され、宇宙の研究に新時代を開くと期待される。東大名誉教授の吉井譲さん(72)はプロジェクト代表として計画の立案から完成までけん引した。TAOは日本の大学が単独で海外に天文台を建設する前例のないプロジェクトです。自分でなければ最後まで実行. …