ツインプラネットとロブション・ジャパンは、フレンチの巨匠ジョエル・ロブションの息⼦、ルイ・ロブションが⼿掛ける初のショコラトリー『Éclat de Chocolat Louis Robuchon(エクラ ドゥ ショコラ ルイ・ロブション)』を本日 3⽉30⽇(⼟)より東京・表参道にオープン。
オープンを翌⽇に控えた前日の 3⽉ 29⽇(⾦)、プレス向けに内覧会が開催されましたので、行ってきました。
『Éclat de Chocolat Louis Robuchon』は、「まだ⾒ぬショコラの新たな可能性を届けたい」というルイ・ロブションさんの思いから始まり、王道ショコラから⽇本各地の厳選した和素材を使⽤したショコラ、まるでフレンチのフルコースを⾷べているかのような美⾷体験ができる“ガストロノミック”なショコラまで、19種類のショコラからそれぞれセレクトしたセット計7種を展開します。
※ 「Éclat de Chocolat “La Gastronomie”(エクラ・ドゥ・ショコラ “ラ・ガストロノミー” )」は4⽉下旬より販売予定です。
また、商品ラインアップは今後変更となる場合があります。
既に名だたるハイブランドのバレンタインギフトにも採⽤されている『Éclat de Chocolat Louis Robuchon』は、今年 2⽉には伊勢丹新宿店の催事にも出店し、全ての種類のショコラが完売するなど話題となり、今回初の常設店舗として表参道に登場。
アートも楽しめるイートインスペース
表参道の店舗は併設のギャラリーでイートインも可能で、カフェメニューとしてコーヒーや紅茶(⼋⼥茶)などのドリンクも楽しめます。
ルイ・ロブションさん
ルイ・ロブションさんのコメント:
⽗ジョエル・ロブションの夢でもあった、ショコラトリーの創⽴。
⻑年の準備を経て、エクラ ドゥ ショコラ ルイ・ロブションを無事にオープンできる喜びを噛みしめています。
今回ご提供するラインアップには、伊⾖本わさびや⼋⼥伝統本⽟露、⽩トリュフにコンテチーズ、⽣ハム、そしてフォアグラなど、ショコラでは馴染のない⾷材も豊富に使っております。
しかし、決して奇をてらったものではありません。
確かな技術と歴史に裏打ちされた、ショコラとしての完成度を誇ります。
これらの全く新しいテイストを通して、ご来店いただくお客様にショコラの新しい息吹と世界観をお届けできればと思います。
どうぞ、ショコラの新時代の幕開けをご堪能ください。
ルイ・ロブションさんプロフィール
ロブション・ジャパン株式会社 代表取締役
⽗親はジョエル・ロブション、⺟親は博多出⾝の⽇本⼈で、フランスと⽇本の両国にルーツを持つ。
慶應義塾⼤学を卒業後、2012年にワインと⽇本酒の輸出⼊を中⼼とした商社を創業、10年間代表取締役を務めた(現在は退任)。
2019年、フランスに本社を置くジョエル・ロブション・グループの共同代表に就任。
世界各国でのロブションブランドの発展に注⼒している。
2023年4⽉、⾃⾝の名前を冠したスイーツショップ「Pâtisserie La Gare by Louis Robuchon」を兵庫県・芦屋に初プロデュース。
2024年3⽉、初のショコラトリー『Éclat de Chocolat Louis Robuchon』を表参道にオープン。
■商品のご紹介
『Éclat de Chocolat Louis Robuchon』は、19種類のショコラからセレクトした計 7種類のセットを展開しています。
※「Éclat de Chocolat “La Gastronomie”(エクラ・ドゥ・ショコラ “ラ・ガストロノミー” )」は4⽉下旬より販売開始予定
※ショコラはセット販売のみとなります
1,「Éclat de Chocolat “La Gastronomie”(エクラ・ドゥ・ショコラ “ラ・ガストロノミー” )」
※4⽉下旬より販売予定
左から、〈アミューズ・ブーシュ〉⽩トリュフ&コンテチーズ、〈前菜〉プラリネ“イベリコ・ベジョータ”、〈メイン〉フォアグラ~ロッシーニ仕⽴て~、〈デセール〉クレーム・ブリュレ 4個⼊り 4,000円(税込)
フレンチのフルコース仕⽴てのガストロノミックな 4個セット。
ジョエル・ロブションさんの代表料理や、ルイ・ロブションさんとジョエル・ロブションさんの思い出の⽫などからインスパイアを受けたショコラを、アミューズ・ブーシュ、前菜、メイン、デセールの順番でいただくショコラセットです。
ショコラの種類
〈アミューズ・ブーシュ〉
⽩トリュフ&コンテチーズ
ジョエル・ロブションの代表的なアミューズ・ブーシュへのオマージュのショコラです。
イタリア・アルバ産の⽩トリュフと、18ヶ⽉以上熟成したコンテチーズが併せ持つ、官能的かつ⾼貴で妖艶な⾹りと味わいが広がります。
それをホワイトチョコレートがふんわりと抱きしめ、まさしくひと⼝⽬にふさわしい逸品へと仕上がっています。
〈前菜〉
プラリネ“イベリコ・ベジョータ”
「⽣ハムの町」とも呼ばれる、スペインのギフエロ。
当地で どんぐりだけを⾷べて、愛情たっぷりに育てられた最上級のイベリコ・ベジョーの⽣ハムを、プラリネ仕⽴てにしました。
クルミの⼼地いい⾷感とショコラの優しい⽢味、そしてイベリコ・ベジョータが奏でる旨味と塩味の⾏進曲を楽しめます。
アクセントとして、フランス・バスク地⽅特産の⾹⾟料「ピマンデスペレット」が使⽤されています。
〈メイン〉
フォアグラ~ロッシーニ仕⽴て~
フランスを代表する⾁料理であり、ジョエル・ロブションのスペシャリテでもある「⽜ヒレ⾁とフォアグラのロッシーニ⾵」をショコラで表現しました。
フランス産の上質なフォアグラと、ソースとしてパーカーポイント100点満点のヴィンテージ・ポートワインを合わせて、ガストロノミックなガナッシュに仕⽴てました。
そして、⽜⾁に⾒⽴てたビターなショコラがガナッシュを包み込むことにより、旨味、塩味、酸味が⾒事な⼀体感を⽣み出しています。
〈デセール〉
クレーム・ブリュレ
ジョエル・ロブションさんは、定期的にレストランからクレーム・ブリュレを持ち帰っては、幼少期のルイ・ロブションさんに⾷べさせていました。
そんな 2⼈の絆を表現した、〆のショコラです。
上の層にはキャラメルのガナッシュ、そして下の層には ヒチ産のバニラ、卵のリキュールとホワイトチョコレートが合わされています。
それらをミルクチョコレートで、丁寧にコーティングされています。
2,「Éclat de Chocolat “La Dégustation”(エクラ・ドゥ・ショコラ “ラ・デギュス シオン”)」
上段左からピス ーシュ、プラリネ“信州ヘーゼルナッツ”、喜界島純⿊糖
中段左からプラリネ“バタックベリー”、スーパー・キャラメル、タイ“ランパーン”
下段左から⼋⼥伝統本⽟露、伊⾖本わさび、⼤分有機かぼす
9個⼊り 6,300円(税込)
『Éclat de Chocolat Louis Robuchon』が⾃信を持ってオススメする王道ショコラや、 ルイ・ロブションさん⾃⾝が⽇本各地の産地に直接⾜を運び、 厳選した和の素材をベースにしたショコラをバランスよくチョイスしたグルマンなボックスです。
ショコラの種類
ピスターシュ
厳選したスペイン産の最⾼級ピスタチオを使⽤。
リッチで官能的なピスタチオのテイストと、それを包むチョコレートショコラが持つほのかな酸味とフレッシュさの⼼地よいバランス感を楽しめます。
プラリネ“信州ヘーゼルナッツ”
⻑野県にて栽培され、その品質の⾼さから世界的な注⽬を集めている国産ヘーゼルナッツをフィーチャー。
プラリネのナッティなコクと旨味が、カカオとの相性が抜群です。
喜界島純⿊糖
⿅児島県喜界島にて、砂糖造りの匠・松村隆之さんが丹精に造り上げた純⿊糖を贅沢に使⽤。
カルシウムやミネラル感を多く含んだ喜界島純⿊糖ならではの奥⾏きとボリューム感が楽しめ、ダークチョコレートのビ ー感が適度に味を引き締めます。
プラリネ“バタックベリー”
インドネシア、スマトラ島の1,500メートル以上の⾼地で収穫されるスパイス果実の⽪をプラリネに仕⽴てられていました。
深紅の薔薇のブーケをイメージさせる⾹りと、⼭椒のようなオリエンタルなアクセントニュアンスを楽しめます。
スーパー・キャラメル
濃厚でとろけるキャラメルと、フランス・ゲランド産の塩のほのかなしょっぱさが⼼地よく共演しています。
キャラメルの含有率が極めて⾼く、ミルキーなショコラとトロトロのキャラメルの良いところ取りの王道ショコラです。
タイ “ランパーン”
タイ南部のランパーンにて栽培される、ルイ・ロブションさんが⼀⽬惚れしたカカオのシングルオリジンのガナッシュです。
⼝溶けが特徴的で、華やかなフルーティさと、ワイルドな野⽣味を兼ね揃えています。
⼋⼥伝統本⽟露
全国茶品評会にて幾度もの優勝を誇る、⽇本最⾼峰の福岡県産⽟露を採⽤。
ルイさんの⽗のジョエル・ロブションさんもその旨味の奥深さに感動し、コラボイベントを開催したほど。
本⽟露の茶葉とビターなチョコレートが織りなす、旨味と余韻のマリアージュを楽しめます。
伊⾖本わさび
静岡県伊⾖市・天城⼭麓の標⾼ 300メートルに位置する筏場にて、塩⾕吉郎さんが畳⽯式で無農薬栽培している本わさびを使⽤しています。
⾷感を活かすため、わさびの茎と葉の両⽅をルイ・ロブション独⾃配合のタレに漬け込み、仕上げました。
繊細なチョコレートが柔らかく包み込む、本わさびの⾹りと⾷感です。
⼤分有機かぼす
⼤分県豊後⼤野市にて、國枝剛さんが愛情込めて育て上げた果実を惜しみなく使⽤しています。
有機JAS認証かぼすの特性を活かし、もぎたてのかぼすのみずみずしい酸味と、⼼地よく芳醇なアロマが、ミルクチョコレートとの⾒事なアンサンブルを奏でています。
3,「Éclat de Chocolat “Le Must” (エクラ・ドゥ・ショコラ “ル・マスト”)」
上段左からピスターシュ、プラリネ“信州ヘーゼルナッツ”、喜界島純⿊糖
下段左からスーパー・キャラメル、プラリネ“バタックベリー”、⼤分有機かぼす
6個⼊り 4,200円(税込)
『Éclat de Chocolat Louis Robuchon』の代表的なショコラをセレクトした、王道のおすすめセット。
4,「Éclat de Chocolat “Le Mini”(エクラ・ドゥ・ショコラ “ル・ミニ” )」
左からピス ーシュ、スーパー・キャラメル 、プラリネ“信州ヘーゼルナッツ”
3個⼊り 2,600円(税込)
『Éclat de Chocolat Louis Robuchon』が⾃信を持ってオススメする、王道ショコラのお試しセット。
5,「Éclat de Chocolat “Le Japon” (エクラ・ドゥ・ショコラ “ル・ジャポン”)」
左から⼋⼥伝統本⽟露 、喜界島純⿊糖、⼤分有機かぼす
3個⼊り 2,600円(税込)
ルイ・ロブションさん⾃⾝が⽇本各地の産地に直接⾜を運び、 厳選した和の素材をベースにしたショコラを詰め合わせたセット。
6,「Éclat de Chocolat “Le Spécial”(エクラ・ドゥ・ショコラ “ル・スペシャル” )」
上段左からフレンチ・ブルーラベンダー、プラリネ“ココナッツ”、悠久の梅雫
下段左から伊⾖本わさび、⼀保堂 いり番茶、アールグレイ~オレンジの響~
6個⼊り 4,200円(税込)
表参道常設店舗限定のスペシャルな6個セット。
フランスのエスプリと⽇本の奥深さを楽しめる、ルイ・ロブションさんのアイデンティティ溢れるショコラとなっています。
チョコレートの種類
フレンチ・ブルーラベンダー
「ハーブの⼥王」とも呼ばれるフランス産のブルーラベンダーを存分に堪能できるショコラです。
ラベンダーの爽快でフローラルな⾹りが、チョコレートが持つクリアな旨味と調和しています。
隠し味にフランス・プロヴァンス産のラベンダーはちみつを加えることにより、テイストの深みとまろやかさを表現しました。
プラリネ“ココナッツ”
ココナッツをこんがりと丁寧に焼きあげ、丹精込めてつくりあげたアーモンドとヘーゼルナッツのプラリネに混ぜあわせられています。
アーモンドらしいすっきりとしたタッチと、ヘーゼルナッツ由来のコクの余韻が、ココナッツ特有の南国のニュアンスとのマリアージュです。
悠久の梅雫 ※アルコール分を3%含有しています。
秋⽥県・⾦紋秋⽥酒造が誇る 12年の熟成古酒ベースの梅酒と、佐賀県・基⼭商店の酒粕、和歌⼭県・みなべ町産の南⾼梅をアッサンブラージュした、和のガナッシュ。
熟成古酒由来のバニラやナッツを連想させる⾹ばしいニュアンスが、梅の持つ果実味と酸味、そして酒粕とチョコレートの優しい⽢みと響き合い、美麗なペアリングを演出します。
伊⾖本わさび
静岡県伊⾖市・天城⼭麓の標⾼300メートルに位置する筏場にて、塩⾕吉郎さんが畳⽯式で無農薬栽培している本わさびを使⽤。
⾷感を活かすため、わさびの茎と葉の両⽅を独⾃配合のタレに漬け込んで仕上げられています。
繊細なチョコレートが柔らかく包み込む、本わさびの⾹りと⾷感です。
⼀保堂 いり番茶
1717年(享保2年)創業、⼀保堂茶舖(京都府京都市)のいり番茶を惜しみもなく使⽤したショコラです。
京番茶特有のスモーキーな⾹りとほのかな⽢味が、ビ ーなショコラと類稀な⼀体感を演出します。
由緒正しき京都の気品と、フランスのエスプリが共鳴し合う、渾⾝の逸品です。
アールグレイ~オレンジの響~
ゆっくり煮出した極上のアールグレイ茶葉が醸し出す深い渋みと気⾼いアロマが、チョコレートの酸味と絶妙なマリアージュ。
フルール・ド・オランジェの魅惑的で爽やかな余韻がバランス良く五感に響く、うっとりとするようなショコラです。
7,「Éclat de Chocolat “Sanpoukan Orangette”(エクラ・ドゥ・ショコラ “三宝柑オランジェット” )」
3,900円(税込)
世界中の柑橘を⾷べ歩いていたルイ・ロブションさんが、和歌⼭県有⽥市のみかん農家で出会い惚れ込んだ三宝蜜は、濃厚で⾁厚な⽪、そして程よい苦味と爽やかで⽢酸っぱいアロマが特徴的で、⾨外不出の殿様への献上品として重宝されていました。
ルイ・ロブションさんが⽣産者にかけ合い、特別に分けていただいたことで実現した、貴重なオランジェットです。
⼿作業で綺麗に果⽪を切り分けた後、⽔飴や増粘剤などの添加物を⼀切使⽤しない独⾃配合のシロップに丁寧に漬け込み、その後、三宝柑との相性を考えてブレンドされた専⽤のビ ーなショコラで表⾯をコーティング。
三宝柑本来のシャキシャキした⾷感と、⾃然のほろ苦い⾵味です。
隠し味として、世界で最も希少な塩と⾔われる、クリス ルブルーソルトをほんの微量使⽤しています。
カスピ海を拝むイラン北部のアルボルズ⼭脈で採取され、⾃然とブルーサファイアの⾊を帯びているのが神秘的です。
※性質上、チョコレートや三宝柑の表⾯に果⽪由来の⽔滴がついていることがありますが、品質上問題ございません。おいしくお召し上がりいただけます。
ルイ・ロブションさんにインタビューしました。
- チョコレート以外の販売の予定は?
ルイ・ロブションさん:
チョコレートを使ったケーキを 5月ごろに販売する予定です。
ー ショコラトリーを作ろうとした動機を教えてください
ルイ・ロブションさん:
ジョエル・ロブションのフランス本社の役員でもありますが、食に関する興味が常にあって、ジョエル・ロブションではできない表現をしたくて、日本らしさも出した本格的なショコラトリーを出しました。
ー 今回、表参道に初店舗を出されましたが、今後の計画は?
ルイ・ロブションさん:
2月にデパートで開催されたショコラの催事には出させていただいたのですが、表参道以外にも今後は、常設店も出していきたいと思っています。
- 催事にいらっしゃったお客様の反応はいかがでしたか?
ルイ・ロブションさん:
催事の期間中、何度も足を運んでくださるお客様もいらっしゃっいました。
お客様からのフィードバックや感想を伺いながら改善もできました。
「フレンチの料理をコースをイメージしたショコラの表現は面白いですね」といった感想をいただきました。
また、あまりショコラではみないような わさびや八女の玉露や かぼすなどの和の素材がやさしい味という感想もいただきました。
- 今後、和テイストのショコラを増やしていく予定ですか?
ルイ・ロブションさん:
和に限らず、世界の優れた名産の食材を見つけて取り入れていきたいと思っています。
今回もインドネシアのスマトラ島の標高 1500メートルの山奥でしか採れないスパイスを使った紅茶や薔薇や山椒のような香りのするプラリネを出しています。
ー お母様が福岡の方ということで、豚骨風味や明太子風味のショコラとかいかがでしょう?
ルイ・ロブションさん:
面白そうですね(笑) 豚骨とかは上手く作れば旨味が凝縮したチョコラができそうですね。
ちょっとやってみます。できたら、ご連絡します(笑)
- ご連絡をお待ちします(笑) ありがとうございました
『Éclat de Chocolat Louis Robuchon』店舗概要
店名:Éclat de Chocolat Louis Robuchon(エクラ ドゥ ショコラ ルイ・ロブション)
場所:東京都渋⾕区神宮前5-3-13 TWIN PLANET North BLDG 1F
営業時間:12時~19時
定休⽇ :⽕曜⽇
電話番号:03-6427-1402
公式Instagram: https://www.instagram.com/chocolat_louis_robuchon/
※⽇本で現在展開されている「ジョエル・ロブション」名義の店舗とは、直接の関係はありません
(情報提供: ツインプラネット、取材: 森川 創)