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自治体が独自にLGBTQカップルに対して「結婚に相当する関係」と証明書を発行し、様々なサービスや社会的配慮を受けやすくする「パートナーシップ制度」。日本では、2015年に東京の渋谷区と世田谷区で施行され、いまでは人口の80%をカバーするともいわれています。このような動きもあり、法的には認められないものの、「同性同士の結婚」については広く知られるようになりました。しかし「同性同士のカップルが子供を育てる」ということについては、どれくらいの人が具体的にイメージできているでしょうか。今回、子育てに奮闘するゲイカップルから、「同性カップルの結婚」、その先にある「同性カップルの子育て」について考えていきます。

ゲイカップル…出会いからプロポーズまで

貴文さんからの求婚に対して、隼人さんは花びらで「YES」と返事

待ち合わせ場所にベビーカーを押して現れた、菅野貴文さん、隼人さん。ベビーカーにはキョトンとした顔の9ヵ月(取材時)の女の子、なーちゃんの姿がありました。事情を知らない人は「あれっ、お母さんは?」と思うかもしれませんが、ふたりはいわゆる“夫夫(ふうふ)”、ゲイ同士の子育てカップルです。 出会いはさかのぼること8年ほど前。当時、ふたりとも看護師として働いていましたが、お互いが「同じ仕事をしているゲイの友人がほしい!」と、出会い系アプリに登録したといいます。 隼人「周囲にカミングアウトしていなかったので、たとえば友人と恋バナなんかしても、好きな女性がいるふりをしていました。そのような状況が虚しくて。また看護師は少々特殊な仕事なので、同じゲイで看護師の友だちがいたら色々と話せるのに……そう思ってアプリに登録をしたんです」 貴文「僕の場合、友人にはカミングアウトしていました。でも同じように恋バナになっても、友人には恋愛の先に結婚があって子供がいて……そういう道が当たり前のようにあるのに自分にはない……だからか、どこか一歩踏み込んだことは話せないという思いがありました。仕事で悩むことも多く、色々と分かり合える同じゲイの看護師の友人がいたら……自分も彼と同じように考えていたんです」 隼人「当時、『カミングアウトしているゲイの人は、生活も性格も派手』という先入観があったので、彼からカミングアウトしていると聞いたときは『こんな普通っぽい雰囲気の人が⁉』と衝撃を受けました。私は小学校高学年から中学生ぐらいのときには、恋愛対象が男であると自覚していましたが、親が結構古い考えをもっていて『同性愛は病気だから』などと聞かされて育ちました。だから『男の人を好きだという感情は隠さないといけないことなんだ』『女性と恋愛ができない自分は、このまま一生独りで生きていくんだ』と思っていました」 貴文「僕も物心がついたときには恋愛対象は男の人だと自覚していました。しかしカミングアウトはなかなかできるものではありません。ところが大学で同じゼミのなかにレズビアンの子がいて、周囲にもカミングアウトしていたんです。彼女と知り合ったことがきっかけとなり、友人には自分がゲイであることを伝えるようになりました」

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引用元 https://news.yahoo.co.jp/articles/d1633edbb80f8f774228aed95f099abd2b7d0a97?page=5


みんなのコメント

  • 途中までは真剣に読んでたけど、里親じゃないことや子どもをどうやって授かったか具体的に書いておらず途中から適当に読んでしまった。 子を持つことは悪いとは思わないが、馴れ初めなどをここまでさらけ出すなら子どもの授かり方はもっと書くべきであると思う。 綺麗事しか書いておらず自己満足でしかない。
  • この記事ではほぼ存在が書かれていない赤ちゃんの生みの親は大丈夫なのか気になりました。お友達のカップルのためなら何でも出来るし我が子と離れてもいい大きな心の持ち主なのかもしれませんが私には信じられません。今は子どもが小さいから良いのかもしれないけど、物心がついて、周りの一般家庭の様子を知ったり、自分の家を事情を知る機会が出てきたり、思春期など色々と敏感になってくる時期にどう向き合うつもりなのかな。
  • 無償の愛を受けることができれば子供は物事を前向きに捉えることができるから大丈夫。 実母父出なくても。祖父母でも親戚でも、他人でもいいんです、この方たちのように戸籍上は複雑でも、愛情を持って育てることができれば、いつか理解できる年齢的になったときに自信をもって話せばちゃんと育ての親に感謝できる人間に成長出来ていると私は思う。 日本より里親制度が進んでいる子供たちを見るとわかることで、肌の色が違っても家族全員が今を幸せだと感じることができている。無償の愛を与えられるかどうかなんだと思う。
  • 体外受精して代理出産で授かったということでしょうか。結局産むのはこの二人とは家族でもない女性なのだとしたら、妊娠中に何かあっても何の責任も取れない。その女性側と一緒に住んだわけでもないのだろうし、妊娠中の大変さが何も記事に書かれないまま、喜びだけ書かれたって、無責任なお気楽さしか伝わってこない。本当はとてもとても大変なことのはず。
  • 何というか男性カップルの当人らの葛藤があったのは記事を読んで理解したがその男性カップルに育てられている女の子が物心ついた時に耐えられるのか?乗り越えられるのか?を客観的に捉えて網羅的に考えなければいけない気がする。 グッと理解して我慢できる子なら良いがそうでなければ不幸になる恐れもある。 難しい問題ではあるが次の世代を考えるならば、もう少し子供のケアや思春期のフォローの未来も踏まえて考えられると良いと思いました。

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