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>金型の保管には広いスペースが必要で、倉庫代などの費用はすべて業者側が負担しており、損害は違反の認定期間だけで計数千万円に上るとみられる。不当な保管は慣習的に長期間続き、最大で30年近く保管を強いられたケースもあったことから、実際の被害総額は億単位に上る可能性がある。
>さらに、同社は60社以上に計5000万円分を超える車体パーツを不当に返品していたとみられる。金型保管と返品で被害を受けた業者は一部重複しており、最終的な支払先は計90社程度になる見通しだ。同社とトヨタは取材に「お伝えすることはない」と答えた。