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光学顕微鏡を用い、試料を簡便かつ短時間で観察 大阪公立大学と東京大学の研究グループは2024年8月、光学顕微鏡を用いて、擬一次元量子反強磁性体「BaCu2Si2O7」の磁区パターンを可視化するとともに、磁壁を制御することに成功したと発表した。 反強磁性体は、通常だとスピンの向きがバラバラだが、磁気転移温度以下になると、隣り合う電子のスピンが互いに反対方向に並ぶ。この時、単一の試料内に磁区Iと磁区I …