もっと詳しく

昨年 6月に取材した東京・西麻布「江戸料理 一石三鳥」と同じく、新しい飲食店のカタチを提案し続ける「一石三鳥グループ」が、一流の味なのに”圧倒的コスパ”を実現したお鮨屋さん「鮨処 一石三鳥」が 3月 20日にJR新橋駅近にオープンしました。
一足お先に内覧会に行ってきました。

 

 

コースは、「おまかせコース」8800円(8貫、料理8品)と、「一石三鳥コース」1万3000円(13貫、料理8品)の2コースのみで、ドリンク別で、追加は 1貫300円~で楽しめます。

 

左から 樋渡さん、本田さん、坂根さん

 

英語も堪能なスタッフが複数名いらっしゃるので、鮨ネタについても英語で丁寧に説明されていました。

 

■「おまかせコース」内容

<お鮨> おまかせ8貫
・白エビ
・アジ
・アオリイカ
・白身(ヒラメ、真鯛、春子カスゴ)
・サクラマス
・鯖棒寿司
・マグロ
・穴子(ウナギ)
<料理> 8品
・自家製ガリ
・茶碗蒸し
・本日の藁焼きのたたき
・カマスの大葉梅
・煮蛤
・えび春巻き
・しゃぶしゃぶ
・しじみ汁
※メニュー内容は仕入れによって内容が変動します。

 

■「一石三鳥コース」内容

<お鮨> おまかせ13貫
・白エビ
・アジ
・アオリイカ
・白身(ヒラメ、真鯛、春子カスゴ)
・サクラマス
・鯖棒寿司
・マグロ
・穴子(ウナギ)
・甘エビ
・貝類(赤貝、バイ貝、みる貝、ほっき貝)
・カツオ
・カマス
・トロ
<料理> 8品
・自家製ガリ
・茶碗蒸し
・本日の藁焼きのたたき
・カマスの大葉梅
・煮蛤
・えび春巻き
・しゃぶしゃぶ
・しじみ汁
※メニュー内容は仕入れによって内容が変動します。

 

株式会社Human Qreate 代表取締役社長 CEO 米田 拓史さん:
鮨バブルと言われる現在、単価の高い店舗を作るのは簡単ですが、“料理人である前にサービスマンであれ”の我々のモットーを軸にお客様への還元最大化を考えて、この度、仲卸業からスタートしました。
市場を通すことなく仕入れる※ことによって、美味しさ、鮮度ともに最上級のネタを仕入れつつ、以前発生していたコストをカットし、安価で高級鮨を届ける仕組み可能となりました。

※一部ネタは市場から仕入れます

 

本田さんは、ご実家もお鮨屋さんを営んでいて、3歳の頃からお鮨の英才教育を受けていた生粋の職人さんです。

「今のAIの時代になって職がなくならないという鮨の技術を世界共通の文化として、日本人以外の方にもお伝えできたらと思っています。笑顔とお鮨だけがとりえです(笑)」

 

 

・茶碗蒸し
鰹の一番だしを使った茶碗蒸し。上にはナマコの腸の塩辛がトッピングされていて、混ぜていただきます。
鰹の風味が口に広がります。

 

・初鰹と平貝

鰹のトッピングは辛子です。鰹はお醤油で漬けてあって、しっかりとした味付けになっていました。

平貝は食感がコリコリとしてイカのような食感でした。塩とワサビでいただきました。

 

・金目鯛

柔らかくてコクのある味わいでした。

 

・烏賊

 

・関アジ

こちらも柔らかくて美味でした。

 

・白エビ

甘エビのように甘い味で口の中でとろける感じでした。

 

・ホタルイカのなめろう

味噌の代わりに贅沢にもバフンウニをつなぎに使っています。濃厚な味わいです。

 

・こはだ

他の握りと共通ですが、シャリは酸味が抑えられていて、ネタの引き立て役に徹しています。

 

・青柳

歯ごたえがあり、コリコリとした食感です。

 

・あん肝

コクがあって深い味わいです。器もユニークです。

 

・鯖の棒鮨

関西でスタンダードな押し鮨のような味で、海苔でサンドしていただきます。

 

・真蛸の桜煮

しっかりと煮込んである印象でした。

 

・しじみ汁

しじみ汁飲み放題で、アルコール好きな人にも優しいサービスです。
「楽しかった時間は楽しかった思い出としてお客様に残して欲しいし、飲みすぎたと後悔してほしくない」という前出の米田さんのアイデアから生まれたサービスです。

 

・天然の真鯛

香りづけに酢橘を絞ってあります。

 

・イサキ

湯銭して皮まで食べられるようになっています。コリコリとした食感でした。

 

・マカジキ

削ったゆずが忍ばせてあって、マカジキの味のあと爽やかなゆずの香りを感じられます。

 

・鮪の山かけ

鰹出汁ベースで、深みのある味わいです。

 

本日の鮪は神津島産。

 

板を立てても鮪が剥がれ落ちないところを見せていただきました。

 

・本マグロの赤身

写真の見た目のとおり、美味しくないわけがないですよね。

 

・中トロ

こちらも同様です。

 

・穴子

 

・蒸し玉子

鰹だしと甜菜糖を使ったデザート感覚の蒸し玉子。今日の締めはこちらでした。

 

・自家製ガリ

米酢とらっきょう酢と甜菜糖で作ったガリはお代わりするほど美味しかったです。

写真を撮り忘れるという痛恨のミス。ぜひお店に行って、ご堪能ください。

 

 

■店舗情報
住所 東京都港区新橋4丁目20-2 新橋フォーワンビル1F

JR新橋駅より徒歩2分、都営大江戸線・ゆりかもめ汐留駅より徒歩3分
営業時間 16時30分~、18時45分~、21時~23時

予約: https://tablecheck.com/ja/shops/sushi-issekisancho/reserve

 

(取材: 森川 創)