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フランスで今月、凶悪犯罪で服役中の受刑者が仲間の手引きで脱走した。事件を機に、全仏の刑務所で昨年、計5万台以上の携帯電話が押収されていたことが発覚。犯罪の指示に使われていた疑惑が浮き彫りになり、衝撃が広がっている。 脱走したのは、誘拐や麻薬取引などの罪で服役中だったモアメド・アムラ受刑者(30)。麻薬密売組織の一員で「蠅」の異名で知られ、仏北部ルーアン近くの刑務所に収監されていた。脱走劇は14日午 …