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京都大学は2024年7月16日、ホウ素の特性を活用することで、分岐構造を持つポリビニールアルコール(PVA)の合成に成功したと発表した。新しい物性、分解性の発現や機能性材料への展開が期待できる。 PVAは、日常生活や先端研究の現場において、さまざまな目的で使われる水溶性ポリマーだ。一般的にPVAは、酢酸ビニールのラジカル重合と重合後の加水分解によって製造され、直鎖構造を保有している。 今回の研究で …