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日本の天文学研究に欠かせない「すばる望遠鏡」による観測が2023年秋から止まっている。保守作業中のトラブルで鏡に傷が付いた。重要な天体現象を逃したり、研究者のキャリアにも影響を与える恐れがある。 すばる望遠鏡は国立天文台が米ハワイ島マウナケア山の標高約4200メートルに設置した大型望遠鏡だ。光を集める一枚鏡の直径は8.2メートルで現在も世界最大級だ。宇宙から届く光のうち、可視光から赤外線をカバー. …