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東京理科大学の研究チームは、海藻の成分と炭酸水を原料に、傷に貼る治療用のゲルを開発した。従来品より傷が広がりにくいという。海岸に漂着した海藻を使っており、環境負荷が低い製品の開発につながる。 近年、擦り傷などを乾かしてかさぶたを作って治すより、傷口を湿った状態に保って治すことで傷あとを残さずに早く治す「湿潤療法」が広がっている。ただ、浸潤療法に使うゲルは、体液を吸収すると膨らんで、傷を一時的に広げ …