>キトサンは、カニの殻やイカの骨、菌類の細胞壁などを構成するキチンから容易に生成できるバイオマス化合物。バイオマス化合物としてはセルロースに次いで地球上で2番目に多いとされるが、大きな用途が見つかっておらず、廃棄物として扱われてきた。
>研究では、紅ズワイガニの殻から作ったキトサンナノファイバー(ChNF)を原料としたChNFシートを使ったデバイスを作製。I-V(電流-電圧)特性や蓄電性などを解析・測定したところ、直流/交流変換、スイッチング効果、整流作用といった半導体特性と蓄電効果が発現することが分かった。
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