もっと詳しく

「D.Gray-man(通称:Dグレ)」の作者である星野桂さんがSNSで怒りを爆発させたことが話題になりました。

星野さんが何に対して、なぜこれほどまでに怒ったのか、アニメスタッフが許可なく描いた版権絵からBlu-ray・DVDの発売中止、そして連載休止に至るまでの経緯を紐解きます。

Dグレ作者がブチ切れ?なぜ?理由を調査・考察してみた

「D.Gray-man」の作者である星野桂さんがSNS上でブチ切れたことで、多くのファンが驚きとともにその理由を知りたがっていますね。

では、なぜ彼女がこれほど怒ったのか、その背後にある理由を詳しく探ってみましょう。

これからお話しすることは、星野さんの怒りの背景を理解し、彼女の作品に対する思いを深く知るためのものです。

ぜひ最後まで読んでくださいね。

理由1:アニメスタッフの許可なく描いた版権絵が炎上【神田がBL風に..】

まず一つ目の理由ですが、これはアニメスタッフが星野桂さんの許可なく描いた版権絵が原因です。

この絵には、人気キャラクターである神田がBL風に描かれていました。

(出典:閉鎖まとめチャンネル

星野さんは、自身のキャラクターが意図しない形で描かれることに対して非常に敏感なのです。

これがどれほどの衝撃だったのか、少し想像してみてください。

長年かけて丁寧に育ててきたキャラクターが、自分の知らないところで全く別の存在にされてしまう。

その悲しみと怒りは計り知れないものでしょう。

星野さんは自身のインスタグラムで次のように述べています。「キャラをこうさせると客に喜ばれる」「こういうシチュエーションを描いたら売れる」という考えで作品のキャラクター性を曲げることは絶対にしてはいけないと強調しています。

彼女のこの言葉から、作品に対する深い愛情と強いこだわりが感じられますよね。この事件がきっかけで、星野さんの怒りが爆発したのは自然なことだったのかもしれません。

さらに、この版権絵が掲載された雑誌は「アニメージュ」で、神田がBL風に横たわる姿が描かれていました。

これは商業的な意図を持って描かれたものだと考えられますが、星野さんにとっては非常に不愉快なものでした。

彼女はこういった行為が作品の本質を歪めるものであると感じ、強い不満を抱いたのでしょう。

  • 神田がBL風に描かれた
  • 星野さんの許可なく描かれた
  • 商業的意図が強く不快に感じた

理由2:版権絵事件後も怒りは収まらずBlu-ray・DVD、ファンブックの発売中止【アニメ続編がないのもこのせいかも…】

次に、版権絵事件の後も星野さんの怒りは収まりませんでした。

彼女の怒りがどれほど深かったのか、その後の出来事が物語っています。

なんと、アニメ「D.Gray-man HALLOW」のBlu-ray・DVDの発売が中止され、ファンブックの発売も延期される事態に発展しました。

これは非常に大きな決断であり、星野さんの意志がどれほど強かったのかを示していますよね。

普通に考えれば契約内容がどうなっているかわかりませんがBlu-ray・DVDが売れれば、星野さんも報酬を得られるはずです。

ただ星野さんはこの作品を心から愛しており、長期的な目線からアニメの運営者としっかり話したのでしょう。

星野さんはこの件について「たった一枚の絵ですが、とても哀しい気持ちになりました。私も、神田も」と述べています。

ここからもわかるように、彼女は作品のキャラクターをとても大切にしているのです。

そのため、商業的な理由でキャラクターが歪められることに対して強い反発を示しました。

これに対して、ファンの間でも賛否が分かれましたが、多くのファンは星野さんの意見に理解を示し、彼女の決断を支持しました。

ファンもまた、星野さんが大切にしている作品の本質を守るための行動として共感したのです。

この出来事から、星野さんの作品に対する姿勢とファンとの強い絆が見えてきますよね。

  • Blu-ray・DVDの発売中止
  • ファンブックの発売延期
  • ファンの支持と共感

理由3:Dグレ作者メンヘラ?度重なる連載休止

そして三つ目の理由として、星野桂さんがメンタルヘルスの問題から「D.Gray-man」の連載を何度か休止したことが挙げられます。

彼女は過去にも、商業的な圧力や編集部との意見の相違などからストレスを抱え、休載に追い込まれたことがありました。

ちなみに「D.Gray-man」の休載歴は以下の通りです。

  • 2005年11月(49号)から2006年3号まで:急病を理由に休載。この間、ファンの投稿ハガキによる作品応援コーナーが誌上に設置されました。
  • 2006年12号から2006年26号まで:怪我を理由に長期休載。首の負傷が原因であったことが判明しています。
  • 2008年末から2009年5月まで:この期間中に数度の休載と再開を繰り返した後、長期休載に入りました。
  • 2009年夏:『赤マルジャンプ』で連載再開。
  • 2009年12月号から2013年2月号まで:『ジャンプスクエア』で連載。その後、2年半の長期休載。
  • 2015年夏号から2018年冬号まで:新増刊号『ジャンプSQ.CROWN』で連載再開。同誌の休刊後は『ジャンプSQ.RISE』に移籍。

これが「メンヘラ化」という言葉で表現されることもありますが、実際には彼女がどれほどのプレッシャーの中で作品を作り続けているのかを理解する必要がありますよね。

彼女が首の負傷により長期休載を余儀なくされたことがあります。(2年半の長期休載の時)

これは漫画家としての職業病とも言えるもので、多くの時間を机に向かって作業するため、身体に大きな負担がかかるのです。

これに加えて、商業的なプレッシャーや編集部からの要求が重なることで、彼女のメンタルヘルスに深刻な影響を与えた可能性があります。

また、SNSでの発言や反応からも、彼女がいかに作品とキャラクターを大切にしているかが伝わってきます。

彼女が休載に追い込まれるたびに、ファンからの応援や理解が寄せられましたが、それでも商業的な圧力に対しては一人で立ち向かわなければならなかったのです。

このような状況が続く中で、彼女が精神的に疲弊するのも無理はありません。

  • 長期休載の理由:首の負傷
  • 商業的プレッシャー
  • メンタルヘルスの影響

Dグレ作者の病気はうつ病!?死亡説は嘘で絵柄が変わりすぎとの噂から!

次に、星野桂さんがうつ病を患っているという噂についてです。これは一部のファンの間で広まりましたが、事実ではありません!

彼女がうつ病を患っているという証拠はなく、実際には首の負傷やその他の健康問題が長期休載の主な理由でした。

これによって連載が頻繁に中断されるため、死亡説まで浮上してしまったのですね。

また、彼女の絵柄が変わることについても賛否あるようです。

休載と再開を繰り返す中で、絵柄が大きく変わることがありますが、これは病気ではなく、彼女の成長と進化の一環なのです。

漫画家は常に自身のスタイルを進化させ続けるものですから、これもまた自然なことだと思われます。

ファンとしては、星野さんの健康を気遣いながら、彼女の新しいスタイルを楽しむことが大切ですね。

  • うつ病の証拠はない
  • 首の負傷が長期休載の理由
  • 絵柄の変化は成長と進化

Dグレの現在は?連載状況や最新話はどこで読める?

2024年現在、「D.Gray-man」はどうなっているのでしょうか?

星野桂さんは、体調を考慮しながらも連載を続けています。

最新話は「ジャンプSQ.RISE」で読むことができます。

ジャンプSQ.RISEは年に4回発行される季刊誌であり、このペースで連載が続いているのです。

連載が再開されるたびに、新しい展開に期待が高まりますよね。

このようなペースでの連載には、ファンも辛抱強く待つ必要がありますが、その分新しい話が公開されたときの喜びはひとしおです。

また、電子書籍でも配信されているため、紙の雑誌を買わなくても最新話を読むことができます。

このような選択肢が増えたことも、現代の読者にとっては嬉しいポイントですよね。

  • ジャンプSQ.RISEで連載中
  • 年に4回発行される季刊誌
  • 電子書籍でも配信

そもそも「Dグレ(D.Gray-man)」とは

「D.Gray-man」は、19世紀末のヨーロッパを舞台にしたダークファンタジー作品です。

この作品では、悪性兵器「AKUMA」とそれを製造する千年伯爵、そしてAKUMAに立ち向かうエクソシストたちの戦いが描かれています。

主人公のアレン・ウォーカーは、AKUMAに囚われた魂を救うために仲間と共に戦い続けるのです。

この深い設定と複雑なキャラクター描写が、多くのファンを魅了してやまない理由の一つです。

「D.Gray-man」は、その独特な世界観と緻密なストーリー展開が特徴です。

エクソシストたちは神の結晶「イノセンス」に選ばれた存在であり、この力を使ってAKUMAを破壊します。

千年伯爵との壮絶な戦いを通じて、アレンや仲間たちが成長していく姿が描かれており、その過程が非常にドラマチックなのです。

  • 舞台は19世紀末のヨーロッパ
  • 悪性兵器「AKUMA」との戦い
  • エクソシストたちの成長と戦い

Dグレはどんな人に向いている?

「D.Gray-man」は、ダークファンタジーが好きな人に特におすすめです。

物語の深い設定と複雑なキャラクター描写が楽しめるので、ストーリー性を重視する読者に向いていると思います。

また、アクションシーンが豊富で迫力満点のバトルが繰り広げられるため、バトルものが好きな人にもぴったりです。

一方で、連載のペースがゆっくりであるため、気長に作品を楽しめる人に向いているとも言えます。

星野さんのこだわりが詰まった作品なので、じっくりと世界観に浸りたい人には最適です。

また、キャラクター同士の関係性や成長を丁寧に描いているため、人間ドラマが好きな読者にもおすすめです。

  • ダークファンタジー好き
  • ストーリー性を重視する読者
  • バトルものが好きな人
  • 気長に作品を楽しめる人

いかがでしたでしょうか?「D.Gray-man」の魅力と、作者である星野桂さんのこだわりや苦労が少しでも伝われば嬉しいです。

この作品をまだ読んだことがない方も、ぜひ一度手に取ってみてください。

きっとその深い世界観と魅力的なキャラクターに引き込まれることでしょう。