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いまでは、コンピュータで何不自由なく日本語を扱うことができるが、1980年台には漢字表示を行うことさえままならない時期があった。1979年にBASICを搭載した8 bit CPUマシンが登場したが、メモリ空間は64キロバイトで、漢字を扱うには能力が不足していた。しかも、初期のマシンの外部記憶は、カセットテープに音を使って記録するもの。記録密度も低く、読み書きにも時間がかかり、ランダムアクセスができ …