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設計とCAEの関係がいかにして今に至るかを明確にしておくことは、CAEを設計に活用するための大前提である。また、変遷の先には設計のためのCAEのあるべき姿がある。ここからは、CAEの変遷と現在の立ち位置を明確にする(図)。 CAEが一般的になるまでは、設計者はソロバンと計算尺、そして実験で、モノづくりを行ってきた。時が流れ、筆者が解析に関する仕事を始めた約40年前は、設計とCAEがまったく別の仕事 …