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ボルネオ島で暮らすテングザルのオスは大きな鼻を持つ=京都大学提供京都大学の松田一希教授らはボルネオ島のテングザルが群れ同士でけんかしない理由の一端を解明した。約200個体分のふんを集め、DNAを調べた。テングザルはオス1頭と複数のメス、子からなる群れを作っており、個々の群れのオス同士の血縁度が高かった。 霊長類の群れは一般に縄張りを持ち、他の群れの個体が入ると争いが起きる。テングザルのように群れ同 …