>習氏は会談冒頭、米中両国について「ライバルではなくパートナーであるべきだ。互いに傷つけ合うべきではない」と米側に注文した。ブリンケン氏は、「(米中は)意思疎通の窓口を維持し、強化することに取り組んでいく」と応じ、対話の継続で一致した。
>各論では相違が目立った。米国は、中国の支援がウクライナを侵略するロシアの攻勢を下支えしているとみている。ブリンケン氏は習氏と王氏に、支援を中止しなければ「追加措置の用意がある」と伝え、制裁に踏み切る意向を示した。中国側は「法にのっとり輸出管理している」(外務省)との立場で、反論した模様だ。
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