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受験生を指導する中で、この10年ほど募る懸念が2つある。 1つ目は、まともな字の書けない小学生が増えていることだ。筆跡が頼りなく、漢字や数字のバランスが悪い。とめ・はね・はらいが非常に曖昧。鉛筆の持ち方も、ノートを支える左手の位置も、さらにいえば姿勢も悪いが、「大人になれば、文字なんてPCで変換するから正しく書けなくても困らない」「ウチの子は単に字が汚いだけ」と捉えている保護者も多い。 2つ目は. …