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>東京都知事選挙で、立憲民主党、共産党などが推す蓮舫は、神宮外苑の再開発の問題を争点化しようとしている。しかし、この再開発事業の事業主体は、東京都ではない。宗教法人明治神宮、独立行政法人日本スポーツ振興センター、伊藤忠商事株式会社、三井不動産株式会社の4者である。そしてこの4者の中心に位置するのは、地主である宗教法人明治神宮だ。
>明治神宮は内苑に広大な森を保有し、この内苑の森の手入れなどに外苑での収益を活用してきた。つまり、神宮球場、秩父宮ラグビー場などの既存施設から得られる収益を、内苑の森の維持・管理などの費用として充当してきたわけだ。そして、ここで見落としてはならないポイントは、この大掛かりな整備計画には、東京都や国のお金は全く入っていないという点だ。
神宮の森の維持費を捻出できずに明治神宮の経営が行き詰まったら立憲共産党の責任