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投稿したのは、パキスタン南部カラチで薬局を経営する男性(35)。スマホで英語を日本語に翻訳し、書き込みを続けた。Xは投稿のインプレッション(閲覧数)に応じて広告収益を分配しており、投稿に付くコメントも閲覧数として数える独自のルールを設けているからだ。「ちょっと書き込むだけで2万回も見てもらえた。閲覧数の表示を見たら目の保養になった」と笑う。7年前に結婚し、幼い2人の子どもがいる。だが、コロナ禍で経営する薬局が廃業。友人らに借金を重ね、半年前に再開にこぎ着けたばかり。1日の売り上げは3ドルにも満たない。Xへの投稿は金銭目的だった。
>大災害や衝撃的な事件を伝える投稿はよく読まれる。そこにコメントを書き込めば、多くの閲覧数を稼ぐことができる。パキスタンには、こうしたテクニックを動画で伝授するユーチューバーがいる。男性を含め、多くの人が「指南役」からインプレッションを増やす方法を学んでいる。
公的なアカウントはブロックやミュートのハードルが高いからますますカオスに