もっと詳しく

まず、1989年の「朝日新聞のサンゴ事件」からだね。これは、朝日新聞の記者が沖縄のサンゴ礁に「KY」って彫り込んで、それを環境破壊の証拠として記事にしたんだ。でも、後になって記者自身がサンゴに傷をつけたことがバレて、朝日新聞は大きな批判を浴びたんだ。この事件は、メディアの捏造報道の代表例としてよく知られてる。

次に、1994年の「松本サリン事件」。長野県松本市でサリンが散布されて、多くの人が被害を受けたんだけど、メディアが無実の人物を容疑者として報道しちゃったんだよね。その後、真犯人はオウム真理教のメンバーだったことがわかったんだけど、無実の人とその家族は長い間、疑いの目で見られて大変な思いをしたんだ。これもメディアの早とちりの典型だね。

1995年には、TBSの「オウムビデオ事件」が起きたんだ。TBSの記者がオウム真理教の幹部にインタビューして、その映像を放送前にオウム側に見せちゃったんだ。映像にはオウムに対する告発内容が含まれてて、その結果、告発者がオウムに狙われて殺されることになった。この事件は、マスコミの報道倫理が大きく問われたんだ。

さらに、1995年には「オウムサブリミナル事件」もあった。これは、日本テレビの番組『EXテレビ』で、オウム真理教の映像をサブリミナル技術を使って挿入したことが発覚したんだ。視聴者に気づかれない形で教団のイメージを植え付けようとしたことで、大きな批判を浴びたんだ。

1997年には、「TBSの坂本弁護士一家殺害事件」があった。TBSがオウム真理教の告発者である坂本堤弁護士のインタビューをオウム側に見せたことで、坂本弁護士とその家族が殺されちゃったんだよね。これも報道倫理の欠如が引き起こした悲劇だね。

2001年には、NHKの「従軍慰安婦番組改変事件」があった。NHKが従軍慰安婦問題を取り上げた番組を放送する直前に、政治家からの圧力で内容が変えられたっていう疑惑があったんだ。本来の番組内容は戦時中の従軍慰安婦の証言を中心にしたものだったけど、放送直前に突然内容が変更されて、慰安婦問題に対する政府の立場に配慮するような内容になった。この事件も報道の自由と政治の関係について大きな議論を呼んだんだ。

次は2002年の「フジテレビの取材捏造事件」だね。フジテレビの『あるある大事典』っていう番組が、ダイエット食品に関する虚偽の情報を流しちゃったんだよね。視聴率を優先するあまり、事実確認を怠った結果、多くの視聴者を誤解させたんだ。この事件では、メディアの信頼性が大きく問われたよ。

2007年には「毎日新聞の変態ニュース事件」もあった。毎日新聞の英語版サイトが、日本の性風俗に関する虚偽のニュースを掲載し続けてたんだ。特に、「日本の女性が性的に奔放である」みたいな内容の記事が批判を浴びて、多くの抗議が寄せられた。毎日新聞は後に謝罪して、記事を削除したけど、この事件もメディアの捏造報道の典型例だよ。

2011年には「フジテレビの高岡蒼甫批判報道」もある。フジテレビが俳優の高岡蒼甫(現・高岡奏輔)を批判する報道を行ったんだけど、その内容が偏向してるってことで視聴者から大きな批判を受けた。この事件もメディアの報道姿勢に対する不信感を増幅させたんだ。また、フジテレビの韓国推しが原因で大規模なデモが起きたこともある。多くの視聴者が韓国ドラマや韓国関連のコンテンツが過剰に取り上げられていると感じて抗議したんだ。

さらに、2011年にはフジテレビの「いいとも!の好きな鍋ランキング」で全ての回答がキムチ鍋だったことも話題になった。視聴者はこれを韓国のゴリ押しだと感じ、不自然だと批判したんだよね。

2012年の「尖閣諸島国有化問題」では、双方のメディアが過激な論調で報道して、国民感情が煽られた結果、日中関係が悪化した。特に、日本と中国のメディアが互いに相手国を非難する報道を繰り返したことで、両国の国民の間に緊張が高まったんだ。

2014年の「吉田調書報道事件」も大きな問題だった。朝日新聞が福島第一原発事故に関する「吉田調書」を基にした記事を掲載したんだけど、その内容が誤ってたんだ。特に、現場の作業員が「命令違反で逃げた」とする報道は間違っていて、朝日新聞は後に訂正と謝罪をした。この事件も、メディアの誤報が社会に与える影響の大きさを改めて浮き彫りにしたんだ。

同じ年には「浅田真央転倒報道」も有名だね。ソチオリンピックで浅田真央さんが転倒した際、フジテレビは彼女が転倒する場面を何度も繰り返し放送したんだ。これが視聴者から「悪意がある」として大きな批判を受けた。この件も、メディアの報道姿勢が問われた事例の一つだね。

2015年には、フジテレビがサッカーの国際試合で「日韓戦」を「韓日戦」と表示したことが話題になった。日本の視聴者から大きな反発を受けたんだ。この表記は日本国内では一般的ではないため、偏向報道として批判された。

同じ年には、「安保法制報道」でも偏向報道が指摘された。安保法制に反対するデモや意見を取り上げる際に、一部のメディアがデモの規模や内容を誇張して報道し、賛成意見を十分に伝えなかったという批判があった。この事件も、報道のバランスの取り方が問われたんだ。

2016年には「テレビ朝日の報道捏造事件」があった。テレビ朝日の報道番組『報道ステーション』が、安倍晋三首相の会見を切り取って編集し、発言の文脈を歪める形で報道したんだ。例えば、安倍首相が特定の政策について前向きな発言をしていた部分を切り取り、あたかもその政策に反対しているように見せるテロップをつけた。この事件もメディアの偏向報道が強く指摘された。

2017年には「森友学園・加計学園問題」の報道が大きな話題となった。特に、テレビ朝日やTBSなどの一部メディアが、事実確認を十分に行わずに一方的な報道を続けたことで、誤解や偏見が広まった。この報道は、安倍政権に対する批判を強めるために、事実を歪曲して伝えたとの批判が多く寄せられたんだ。

2018年には「朝日新聞の沖縄基地問題報道」もあった。朝日新聞が沖縄の米軍基地問題を報じる際に、地元住民の声を偏向して取り上げ、反対意見だけを強調したことで、全体のバランスが欠けた報道となった。これもメディアの偏向報道として批判を浴びた。

2019年には「週刊文春のスキャンダル報道」も問題となった。週刊文春がある政治家のスキャンダルを報じたんだけど、その記事が事実に基づかない捏造だったことが後に判明。これにより、政治家とその家族が大きな被害を受けた。この事件もメディアの報道姿勢が問われたよ。

同じ年には「おいしいお米セシウムさん事件」もあった。中京テレビの情報番組『キャッチ!』が福島県産のお米の特集を組んだ際、テロップに「おいしいお米 セシウムさん」と誤って表示してしまったんだ。この事件は、大きな批判を浴びて、後に中京テレビは謝罪し、関係者が処分を受けたけど、福島の農家や住民にとっては大きな打撃となったんだ。

2019年には「フジテレビのスポーツ報道の偏向」も話題になった。サッカーの国際試合で「日韓戦」を「韓日戦」と表示し、日本の視聴者から大きな反発を受けたんだ。この表記は日本国内では一般的ではないため、偏向報道として批判された。

2021年には「テレビ朝日の誤報問題」もあった。テレビ朝日がある政治家の発言を編集して報道し、実際の発言内容とは全く逆の意味に捻じ曲げて伝えたんだ。この報道は大きな批判を浴び、テレビ朝日は後に謝罪したけど、信頼回復には時間がかかったんだ。

さらに、フジテレビが2011年に韓国関連のコンテンツを過剰に取り上げたことで、視聴者の反発を招き、大規模なデモが発生したこともある。このデモは、フジテレビが韓国ドラマや韓国関連のコンテンツを過剰に放送していることに対する抗議だったんだ。また、フジテレビの『笑っていいとも!』の好きな鍋ランキングで全ての回答がキムチ鍋だったことや、フジテレビが主催したイベントで一番人気の料理が韓国料理だったことも批判を浴びた。これらも視聴者に対する韓国推しとして捉えられたんだ。

これで、時系列に沿って具体的な事例をまとめてみたよ。メディアの捏造や偏向報道がどれほど社会に影響を与えるかが分かってもらえたと思うよ。ニュースを受け取る側としても、情報の真偽を見極める目を持つことがますます重要になってくるんだ。

The post マスコミの不祥事の話。 by JNNavi編集部Aより first appeared on jnnavi.