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  • 米国製造業の耐久財新規受注が3月に予想以上に大幅増
  • 輸送機器の注文増加が主要因、特に非防衛用航空機が30.6%急騰
  • 輸送機器を除くと僅かながらの成長を遂げる

米国商務省が発表したデータによれば、耐久財新規受注が3月に前月比2.6%増し、予想の2.3%を上回る大幅な伸びを記録しました。2月の同じく見直された伸び0.7%に続くこの成長は、特に輸送機器の注文が7.7%増加したことが大きな要因です。

航空機関連部品の注文はなんと30.6%の増加を見せ、この驚異的な伸びが新規受注の突出した増加に寄与しました。輸送機器を除くと、耐久財注文は0.2%のわずかながらの成長を3月に示しており、2月の0.1%の伸びに続いています。この部門を除いた伸び率は、アナリストの予想した0.3%をわずかに下回りました。

その他のセクターも伸びを示し、コンピュータや電子製品の注文は0.8%増、加工金属製品は0.2%増加しました。電気機器や機械の部門も0.1%の軽微ながら成長を遂げています。ただし、一次金属は0.5%の減少を示しました。

ビジネス支出の重要な指標である航空機を除く非防衛資本財の注文は、3月に0.2%増加しました。これは2月の0.4%の上昇からの続きです。このカテゴリーの出荷もGDPの装備投資データに影響し、2月の0.6%減少後、3月には0.2%のわずかな増加がありました。

今回のデータを見ると、アメリカの耐久財の新規受注がかなり増えているんですね。輸送機器、とくに飛行機の部品が大きく伸びていることが影響してるみたい。ただ、輸送機器を抜くと、成長はとても少ないのが実情です。それに、一次金属など他のセクターは減少していたりもするので、全体的にはどう評価したらいいのかなって思います。ビジネス支出の指標としては小さなプラスが続いてるから、景気はまだ安定しているみたいですね。

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今の米国の耐久財受注、全体的にみるといい感じに増えてるよね。
特に注目すべきは輸送機器で、飛行機部品が30.6%もアップしてるのがかなり効いてるんだ。
でも、これをのぞくと上昇はわずかって感じだから、全体の景気がどれだけ強いのかってのはちょっと疑問かもね。

一次金属は下がってたりしてるし、他セクターも微増だったりでまちまちだね。
ただ、やっぱり輸送機器を抜いたビジネス支出って観点から見ても、ちょっとずつでもプラスがあるから、大きなトラブルは今はなさそうだよ。