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日本学術会議のあり方を議論する内閣府の有識者懇談会(座長は岸輝雄・東京大学名誉教授)は2023年12月21日、「国とは別の法人格を有する組織になることが望ましい」とする中間報告を公表した。学術会議と内閣府は今後、法人化で変わる制度・組織面の詳細を継続協議していく見込みだ。10回にわたる懇談会は非公開だったが、議事録からうかがい知れることがいくつかある。 懇談会発足前、記者には先入観があった。まず. …