もっと詳しく

「食品業」の倒産が、2年連続で増加している。東京商工リサーチが調査結果を発表し、2023年度は653件発生した。コロナ禍からの業績回復の遅れに加え、価格転嫁が進まず、経営に行き詰まる食品業の苦境が浮き彫りとなった。 2023年度の「食品業」倒産に関する調査(提供:写真AC) 倒産件数が600件を超えたのは、19年度(779件)以来、4年ぶり。業態別に見ると卸売業241件(同10.5%増)、小売業2 …