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ヤマハが、後発の車載音響(オーディオ)で勢いを増している。中国の有力な自動車メーカーを中心に採用が広がっており、主力の楽器事業と音響機器事業に次ぐ「第3の柱」の中核として期待を寄せる。楽器などで培った独自の技術や半導体の内製による短期開発への対応力を武器に、さらなる搭載車種の拡大を狙う。 ヤマハが車載音響を提案し始めたのは、2016〜17年ごろ。以前から信号処理に使うDSP(デジタルシグナルプロ. …