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>手つかずの豊かな自然が残る皇居は、5月中旬から7月初旬にかけてホタルが飛び交う。約50年前、昭和天皇の意向で放流が始まり、現在までに自生する状況が育まれた。都心の貴重な森で毎年、黄緑色の光が幻想的に舞っている。(共同通信=志津光宏)
>宮内庁によると、戦前の皇居内はホタルがたびたび確認されていた。生物学者としての顔があった昭和天皇は戦後、当時を思い起こし、ホタルを自生させ、定着させたいと考えた。放流は1973年に始まった。
それは知らなかった。