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>あるインフルエンサーがSNSに投稿した「ホテルのキャンセル料金を払わなくする方法」とする動画が物議を醸している。宿泊施設によっては規則を厳格化する動きも見られる。キャンセル料金は例えば予約日の1週間前で宿泊料の20%、3日前で50%、当日や無断キャンセルの場合は100%といった具合に請求される。設定された日にちの幅や料金の割合の差はあるが、たいていの宿泊施設が適用している規則(キャンセルポリシー)だ。
>動画で勧めているのはキャンセル料金が発生した時点で、宿泊予定日を後ろ倒しに変更し、翌日にキャンセルするというもの。動画では宿泊者と宿泊施設側と演じ分けて軽妙なやりとりで紹介しているが、宿泊施設側にとって事態は深刻だ。この動画のとおりならば、宿泊する気もないのに予約を先に動かされ、キャンセル料金も取れないことになる。十和田・奥入瀬の温泉民宿「南部屋」は、X(Twitter)で「ふざけんな!!!」と怒りをあらわにしている。