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>処理水の放出が始まって以降、中国や香港などによる日本産水産物の輸入停止の措置が継続している影響で、ホタテの輸出ができなくなった宮城県石巻市の水産事業者は、厳しい経営状況が続いています。
>石巻市の寄磯浜でホタテやホヤなどの養殖や加工を行っている遠藤仁志さんは、およそ10年前からホタテを香港に輸出し、多い年でおよそ2500万円を売り上げていました。しかし、処理水の放出以降、香港政府が宮城を含む10の都県からの水産物の輸入を禁止したことから、販路を失い、別の海外の輸出先を探すにしても中小の事業者では難しいのが現状だといいます。