- カナダ株式市場が利益確定の動きにより下落
- S&P/TSX総合指数は0.35%減少して22,009.82ポイントでクローズ
- カナダの2月の小売売上高は0.1%の軽微な増加
- 通信、不動産、技術分野の株が著しく影響を受ける
- ドイツの大麻合法化ニュースによりカナダのカンナビス株が上昇
記録的な高値でクローズした後、カナダ株式市場は売りに転じ、各セクターが影響を受けました。
特に通信、不動産、技術、消費者向け非必需品株が目立ちます。
先立つ取引の中、S&P/TSX総合指数は安定しきれず、77.44ポイント下落しました。
この指標は、取引日中に21,964.98ポイントから22,123.09ポイントの範囲で変動しました。
ここで注意すべきは、カナダの小売売上高が2月にはわずかに増加したものの、モータービークルや部品ディーラーを除外すると、1月の増加は0.5%にとどまり、前月の0.6%からダウンしています。
通信セクターでは、Telus CorpやRogers Communications、Quebecor Incがそれぞれ約2.5%、1.4%、1.8%の損失を出しました。
不動産セクターでも、Interrent Real Estate InvestmentやKillam Apartmentなどの株が2.2%から3.3%の間で下落しました。
技術分野でも、Alithya Groupが約9%減少するなどのネガティブな動きが見られました。
消費者向け非必需品株では、Canada Goose HoldingsやDollarama Incが1%から3%の間で価値を失いました。
しかし、Lithium Americas Corpが約9%上昇するなど、一部の鉱業と素材セクターの株は明るい動きを見せました。
金融株の中では、Power Corporation of Canadaが4.6%の大幅な下落を記録しました。
一方で、カンナビス株はドイツの大麻合法化による法案への反応が原因で急騰しました。
これにより、Tilray IncやCanopy Growth Corp、Aurora Cannabisなどは、4月1日よりドイツで大麻が非麻薬として扱われるとの期待を背景に価格が上昇しました。
InstaForex Company提供の素材をもとに、市場動向をお伝えしました。www.instaforex.com
カナダ株が利益確定の売りで下がったんですね。小売の伸びは軽いけど、安定感があるように思います。それに、カナダの通信や不動産はちょっと苦戦しているみたい。でもね、ドイツで大麻が合法に向かってる影響でカンナビス株が上がったことは面白い変化ですよね。経済ってほんと、国際的な出来事に左右されるなと実感します。
カナダ株がちょい下がりしたね。
記録的高値のあとで、セクター全体にちょっとした売りが出たんだ。
小売売上はほんのちょっと上がったけど、車関連抜くと伸びはかなり限定的。
通信や不動産の株は厳しい感じ。
技術も下げ足早いとこあって、消費者向け株も厳しめだね。
ただ、鉱業と素材は良い感じ。
特に、ドイツの大麻合法化ニュースがあって、カンナビス関連は結構株価上がってる。
国際ニュースが市場に影響与えてるのがよくわかるね。