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※ この記事はライブブログの更新という形をとっているため、下から上に読み進める形になっています。

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新しいSurfaceデバイス、各メーカーの新しいAI PC、そしてWindows 11におけるAIの将来について聞くことができるだろう。

ワシントン州レドモンドからこんにちは。マイクロソフトが2024年春のイベントを開催し、新しいSurfaceハードウェアを発表するほか、人工知能(AI)を中心としたWindows 11のさまざまな改良点を発表すると見られている。

また、QualcommのArmプロセッサであるSnapdragon Xシリーズを採用した薄型・軽量の新型ノートパソコンの発売を計画している複数のOEMメーカーからの発表もあるとの情報もある。

このイベントは一般向けにライブストリーム配信されませんが、米国東部時間午後1時(日本時間午前11時)からライブ中継を開始します。

 

 

2024年5月21日 AM3:04

Snapdragon Xを搭載したデバイスが、市場に出回る最初のCopilot+PCとなる。

しかし、Copilot+PCの要件を満たすマシンはAMDとIntelからも登場する。

最初のマシンはAsus、Acer、Dell、HP、Lenovo、その他数え切れないほどから登場する。

価格は999ドルからで、本日より予約が開始される。

※ 画像をクリックすると別Window・タブで開きます。

 

2024年5月 21日, AM 2:51

今度は、Surface Pro 9より最大90%高速化した新型Surface Proの登場だ。

Wi-Fi 7とオプションの5Gを搭載。また、新しいOLEDディスプレイ、新しいQuad HDウェブカメラと4Kウェブカメラが搭載されている。

新しいフレックスキーボードは、取り付けても取り外しても使用でき、バックライトも搭載されている。

タッチパッドは14%大きくなり、カスタマイズ可能なハプティクスを搭載。

※ 画像をクリックすると別Window・タブで開きます。

 

2024年5月 21日, AM 2:47

ライブ翻訳付きライブキャプションがCopilot+PCsで利用可能になりました。

コンピュータを通過するあらゆる音声をリアルタイムでテキストに変換し、より利用しやすくすることができる。

40の言語で動作し、デモでは同時に4つの異なる言語で動作していました。

 

2024年5月 21日, AM 2:41

Adobeのフラッグシップアプリが、Armネイティブ対応でCopilot+PCに登場する。

 

2024年5月 21日, AM 2:39

Microsoftは新しいSurface ProとSurface Laptop CoPilot+Proを発表した。

Snapdragon Xを搭載し、これまでに開発された中で最もインテリジェントでパワフルだ。

新しいSurface Laptopは、13.8インチと15インチのディスプレイが用意され、4色のカラーバリエーションがある。

前世代(Surface Laptop 5)よりも80%以上高速です。

3台の4Kモニターとラップトップ本体を稼働させることができる(間違いなくアップルのMacBook Airを揶揄している)。

Surfaceの中で最も長いバッテリー駆動時間。PixelSenseディスプレイにはノッチがない(これもMacBook Airに対する非難だ)。

 

2024年5月21日 AM2:33

Snapdragon X上で動作するCopilot+PCには、パフォーマンスを向上させるためにMicrosoftのネイティブアプリが搭載される。

Microsoftはまた、多くのサードパーティソフトウェアパートナーからArmネイティブアプリを提供する予定だ。

また、アップルのRosetta 2と同じくらい効率的と呼ばれる新しいPrismエミュレータを持っています。

 

2024年5月 21日, AM 2:28

Snapdragon XシリーズPCについて今語る

 

2024年5月21日 AM2:27

Intel、AMD、QualcommのCEOが、AI PCの素晴らしさと、AI PCがコンシューマー向けおよびビジネス向けPCの新たな需要を促進することを讃える映像を録画した。

 

2024年5月21日 AM2:26

40以上のAIモデルをWindows 11に組み込んだWindows CoPilotランタイム。

例えば、「写真」アプリは、写真を編集して強調したり、Supe Resolutionを使用できるように生まれ変わりました。

AIを使って、写真にテキストによるストーリーを持たせることもできる。

 

2024年5月21日 AM2:22

Mehdi氏は、”私たちが頭の中にコンテンツを保存する方法は、コンピューターに情報を保存する効率的な方法ではありません “と付け加えた。

Windows 11の新機能であるRecallを使えば、AIの力とシステム性能を活用することができます。

まるで写真のような記憶力。コンピューター上で見たこと、やったことを何でも見つけることができます。

例えば、音声を使ってPC上のあらゆるものを検索することができる。

例として、その週の初めに作成された紫色のテキストが書かれたグラフを探すために音声検索が開始されたことが示された。

リコールが検索し、パワーポイントのプレゼンテーションを見つけた。

 

2024年5月21日 AM2:14

 

2024年5月21日 AM2:14

ユセフ・メフディ執行副社長兼コンシューマー・チーフ・マーケティング・オフィスが登壇し、Copilot+PCの利点を語った。

このPCは、再アーキテクトされたWindodws11オペレーティング・システムにより、「これまでで最速のWindows PC」だという。

メディ氏はまた、このPCはM3プロセッサーを搭載したアップルのニュースMacBook Airよりも58倍速いと主張した。

 

2024年5月21日 AM2:06

ナデラは、この新しいクラスのデバイスをCopilot+PCと呼ぶと発表した。

 

2024年5月21日 AM2:03

Microsoftのサティア・ナデラCEOが登壇し、クラウドからデバイスへの移行について語った。

われわれがコンピュータを理解するのではなく、われわれを理解するコンピュータをいかに構築するかということだ。

私たちはブレークスルーに本当に近づいていると思います」。

 

2024年5月21日 AM1:59

Microsoftのコミュニケーション・チーフであるフランク・ショー氏が、集まった報道陣を歓迎するためにステージに登場した。

彼は、レドモンドの新キャンパスへの来訪を歓迎し、「おはようございます」という挨拶に反応する人が少なかったので、「活気がある」とジョークを飛ばした。

 

2024年5月20日 AM11:54

私たちは今、Microsoftの甘いお菓子を食べながら、クリプトグラムの心地よい音楽を聴いています。

ここから読み始め

ソース:Tom’s Hardware – Microsoft May 2024 live blog: Surface updates, Copilot+PCs and more

 

 

 

 

 

解説:

Microsoft Wiundows PCの新しい規格Copilot+PCを発表。

わたくしが前々からNPUというちっぽけなAI/MLアクセラレーターを何に使うのかわからないと言っていたことの答えが出たようです。

このCopilot+PCは

  • 40TOPS以上のNPU
  • 16GBのDDR5/LPDDR5/X
  • 256GB以上のSSD/UFS

が条件で、現存するPCには当てはまるものはありません。

16GBのDDR5系列メモリというのはMacと違い快適に動かないレベルの機種が売られているWindowsの安売りメーカーに対する牽制なのでしょう。

256GBのSSDも同様なのでしょう。

  • MeteorLake=10TOPS
  • Phoenix Point(Ryzen 7040)=10TOPS
  • Hawk Point(Ryzen 8040/8000G)=16TOPS

現行のNPUを搭載している世代のCPUはAI機能はあってもCopilot+PCの規格を満たさないCPUということになります。

これはわたくしが「NPUというちっぽけなAI/MLアクセラレーターを何に使うのかわからない」を裏付けるものになりますね。

 

「Copilot+PC」を最初に与えられる栄誉はどのメーカーなのか?

CPUメーカーとしてCopilot+PCを最初に与えられるのはQualcommのSnapdragon Xシリーズになります。

Snapdragon XシリーズはマイクロソフトのモバイルPCであるSurfaceにも搭載され、マイクロソフト公式ハード的な位置づけです。

それに加えて「Copilot+PC」を最初に与えられると言うのはかなり優遇されています。

今までAI機能を前面に押し出していたRyzen7040/8040、Meteor Lakeはメンツ丸つぶれでしょう。(苦笑。

また、マイクロソフトは「Copilot+PC」の発表でMacを強く意識し、Macと同系統のCPUを搭載しMacより高性能であることをアピールしています。

一応今後発売されるCPUではIntelやAMDも「Copilot+PC」に対応することが示唆されてはいますが、Snapdragon Xシリーズが非常に特別な位置を与えられているのは誰から見ても明らかでしょう。

また互換性を維持するためのARM向けx86エミュレーターPrismは非常に優秀であることがアピールされています。

この発表を見る限り、マイクロソフトは今後はx86ではなく、ARMに力を入れていくと言っているように見えます。

昨日のLunarLakeの記事でも書きましたが、最近のマイクロソフトのスタンスを見ているx86にはすでに見切りをつけているような印象を受けます。

ARMというMacと同じ技術のCPUで、「Copilot+PC」でAI対応の最新記述をアピールし、規格の発表とほぼ同時に発売、一方で旧来通りのx86は半年遅れで「Copilot+PC」に対応というのはあまりに露骨すぎると思います。

新しい規格に対応するにはマイクロソフト、CPUメーカー、OEMメーカー(dell、HP、Lenovoなど)が協力して推進していかなくてはなりません。

その第一弾のパートナーにARMのQualcommが選ばれたのはマイクロソフトが今後何を重視していくかということを端的に示唆していると思います。

 

最後に

そうはいっても、x86がARMに負けるということが確定しているわけではありません。

x86陣営も優れた製品であるならば、きちんと売れていくと思います。

しかし、マイクロソフトという大企業が今後のWindows陣営の趨勢をかけてブチ上げた「Copilot+PC」という規格には失敗は許されないと思います。

そうであるならば、マイクロソフトが今後ARMにオールインしてシェアを伸ばすMacに対して強力な牽制を続けていくというのはある意味妥当な判断ではないでしょうか。

今後、ARM WindowsにはNVIDIAも参加するでしょうし、AMDもSound Wave APUでSurfaceのCPUの座を狙っているといわれています。

我々ゲーマーにとってARMというより、Appleシリコンはゲームに弱いCPUとされてきました。

しかし、今後のARM Windowsの売れ行きによってはゲームの世界にもARMが進出してくるのは確実だと思います。

NVIDIAが自社のARM Windowsを発表するならば、自社のプラットフォームに囲いこむために新しいAIやゲーム向けの技術を発表するでしょう。

NVIDIAの囲いこみ生産はG-SYNCにしてもDLSSにしてもAMDによって独占を阻まれてきましたが、ARMというプラットフォーム上においてはIntelがやっているように非常に囲い込みがしやすく、囲い込みが成功する可能性は極めて高いとわたくしは考えています。

NVIDIAの囲い込み規格が大ヒットすれば、Geforceの影響力によってゲームの世界もARMに移行する可能性は高いと思います。

NVIDIA、AMD、Qualcommのほかにスマホ税のARM SoCを設計している企業が参入し、WindowsPCの大半を占めるようになって、数年後IntelがARMの製品を発売するというのがARMが処理するパターンになると思います。

そこまで行くかどうかまでは現時点では判断できませんが、少なくともノートPCの中で一定のシェアは占めると思います。

今、我々は一般向けのPCにおいて、新しい時代への過渡期を目の当たりにしていることだけは確かです。

 

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