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信州大学(信大)は4月18日、日本列島の冷温帯落葉広葉樹林の優占樹種であるブナに強く依存した日本固有の昆虫である「ヒメオオクワガタ」の分布域を網羅する広域的な地域個体群を対象に、遺伝的分化などを解析した結果、同昆虫の遺伝的多様性は南西から北東にかけて低下する傾向が見られたと発表した。 また、同昆虫の日本海側と太平洋側の個体群間において、遺伝的分化が検出されたことも併せて発表された。 同成果は、信大 …