超伝導デバイスや高磁場磁石への材料展開に期待 東北大学大学院工学研究科の神永健一助教らによる研究グループは2024年5月、東京大学と共同で岩塩型NbO(酸化ニオブ)の合成に成功したと発表した。得られた岩塩型NbOは超伝導の性質を示し、転移温度は最高7.4Kで従来の擬岩塩型NbOに比べ高い値となった。 超伝導技術は、電力伝送や医療機器、量子コンピュータなどの分野で利用されている。ただ、超伝導状態を実 …
超伝導デバイスや高磁場磁石への材料展開に期待 東北大学大学院工学研究科の神永健一助教らによる研究グループは2024年5月、東京大学と共同で岩塩型NbO(酸化ニオブ)の合成に成功したと発表した。得られた岩塩型NbOは超伝導の性質を示し、転移温度は最高7.4Kで従来の擬岩塩型NbOに比べ高い値となった。 超伝導技術は、電力伝送や医療機器、量子コンピュータなどの分野で利用されている。ただ、超伝導状態を実 …