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武田薬品工業が大阪工場(大阪市淀川区)で、製品の製造や設備の洗浄に使用する蒸留水の使用量をデータ解析により「見える化」し、工程を見直すことで、蒸留水の使用量を従来比で約27%削減することに成功した。周辺環境への負荷を減らすだけでなく、蒸留水製造に追加投資せず薬を増産できたという。工場での水使用の「見える化」は珍しい。 蒸留水の使用量削減に取り組む武田薬品工業大阪工場=大阪市淀川区十三本町(山田耕一 …