- UAEのCore42がAI超計算機を構築
- 172百万コア搭載のCondor Galaxy 3
- 2023年内に稼働予定
- ハードウェアの競争に新たな動向
UAEに基盤を置くCore42は、172百万コアを持つAIスーパーコンピューター、Condor Galaxy 3の構築に取り組んでいる。このシステムは今年初頭に発表され、CerebrasのWSE-3チップを搭載した192のノードを備えている。WSE-3メガチップはNvidiaのGPUよりも50倍以上の大きさで、圧倒的な性能を誇る。
同システムのテキサス州でのデプロイメントは来月から始まり、9月か10月に完了する見込みと、Core42のHPC製品管理シニアディレクターであるNiall Ó BroinはISC 2024スーパーコンピューティングカンファレンスで述べた。Microsoftは先月、Core42の親会社であるG42に15億ドルを投資し、AIの範囲を拡大すると共にAzureクラウドの普及を図る。
WSE-3チップは5ナノメートルプロセスで製造され、900,000コアと4兆のトランジスタを持つ。全サーバーで計算すると、ピーク時に125ペタフロップス、システム全体では24エクサフロップスのAI性能を発揮する。オンチップメモリは4テラバイトのSRAMを含む。12ペタバイトの大容量ストレージも特徴的である。
Core42は、英語とアラビア語のバイリンガルモデルJAISを開発するために、昨年Cerebrasシステムの64のCS-2を取得した。また、米国政府によるG42の中国への技術流出が懸念されていたが、G42は秘密の取り決めによりNvidiaのGPUを含む米国のAIハードウェアへのアクセスを維持した。G42はNvidiaのH100 GPUを大量に使用していることでも知られる。
おい、アヤカ、このAIスーパーコンピューターってさ、どんな凄いことできんの？
それに、なんでこれが大ニュースなんだ？
このAIスーパーコンピューターは、大量のデータを高速で処理できるんです。それに、性能が非常に高くて、新しい可能性を開くから大ニュースなんですよ。例えば、言語の翻訳や複雑な研究、予測など様々な分野で活躍が期待されています。
へえ、そうなんだ。
さて、UAEの会社が、172百万コアを持つでっかいAIスーパーコンピューター、「Condor Galaxy 3」を作っているんだって。
もうすぐテキサスに組み立てるらしいよ。
このWSE-3メガチップってやつ、普通のGPUよりも50倍以上大きくて、めちゃくちゃ性能がいいんだって。
ピークでは125ペタフロップス、システム合算で24エクサフロップスだって！
存分に大計算をこなせるのは間違いないね。
しかも、MicrosoftがG42に15億ドルも投資してるから、これからのAIやクラウドの発展がとんでもないことになりそうだ。
アヤカさんが言うように、翻訳や研究での活躍はもちろん、私たちの研究だってきっと加速するね。
これはわくわくするニュースだよ。