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神戸大学は2月20日、主要な送粉者(花粉の運び屋)であるキノコバエ類の一種「イシタニエナガキノコバエ」が、食虫植物に似た姿をしたサトイモ科テンナンショウ属の「ナンゴクウラシマソウ」の花序を産卵場所として利用していることを明らかにし、さらに通常は脱出不可能と考えられていた同植物の花序の上部から、同ハエが脱出できることも確認したと発表した。 今回の研究で明らかにされたメカニズムの模式図。花に誘引された …