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強誘電体は、TC=600K以上で常誘電体に構造相転移 京都大学の研究グループは2024年2月、九州大学や大強度陽子加速器施設(J-PARC)、北海道大学の協力を得て、ペロブスカイト関連層状酸化物「La2SrSc2O7」が強誘電体になることを実証したと発表した。しかも、強誘電性の発現には、Aサイトの無秩序な原子配列が重要な役割を果たしていることを突き止めた。 研究グループは今回、Aサイトに二種類の陽 …