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今回は、世界各国のアート作品を、陶板転写の技術を駆使して実寸大に再現している、大塚国際美術館の口コミ・評判を調査しました。

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大塚国際美術館が「ひどい」「つまらない」との声はなぜ?

 

徳島県鳴門市の鳴門公園内にある、陶板複製画を展示している大塚国際美術館。

大塚グループの創業75周年記念事業として1998年3月21日に開館し、第69回NKH紅白歌合戦では、米津玄師さんの中継の舞台としても使用されていました。

世界各国の西洋名画を陶板に焼きつけ、実寸大で展示している大塚国際美術館について、面白くないと言った口コミもあがっているようです。

どんな点がつまらないのか、ネット上の声をまとめてみました。

割に合わない入館料

 

当日券の料金が、大人3,300円となっている大塚国際美術館。

2024年現在価格

前売券 当日券
一般 3,160円 3,300円
大学生 2,140円 2,200円
小中高生 530円 550円
(出典:大塚国際美術館)

日本一入館料が高い美術館と言われている大塚国際美術館ですが、料金に見合う価値がないとの声もあるようですね。

市内からタクシーで往復していきました。
入館し最初の展示がミケランジェロの”最後の 審判”天井画には圧倒されました。
「すごい!」この一言につきます。
しかしその他の展示には関心を持てなかったですね。
もともと美術品の良さを分かってないのかもしれませんが、入館料を考えると割には合わないように感じました。

(引用:Tripadvisor)

平均的な美術館の入館料が1,000円から1,800円程度とのことなのですが、大塚国際美術館は倍近い料金が取られるんですね。

1,000点を超えるレプリカの美術品に触れることが出来るのだからコスパが良いと思うのか、もっと安い入館料にするべきと思うのかで、大塚国際美術館への評価も変わってしまうのでしょう。

本物の迫力にはかなわない

 

クロード・モネの「睡蓮」、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」、ゴッホの「ヒマワリ」など、数々の陶板名画を展示している大塚国際美術館ですが、本物の作品を鑑賞してきた方々にとっては心動かされるような感動がなく、好きな画家の作品を見てもガッカリしてしまったとの声がありました。

絵具の重ね具合や陰影、奥深さなど、本物でしか感じられない迫力を求める方にとっては、たとえ原寸大で再現されていてもレプリカの軽さがでてしまうのでしょうか。

どうしても本物との差を感じてしまい、つまらなく思ってしまうのでしょうね。

 

広すぎ&膨大な情報量に疲労

地下3階から地上2階の5階建ての館内に、古代から現代アートまで世界26か国、190余の美術館が所蔵する西洋名画約1,000点を、陶板を使って原寸大に再現している大塚国際美術館。

庭園も美しく、一日かけてゆっくりと鑑賞したい美術館ですが、あまりにも広い館内や敷地を歩くだけで疲れてしまうと言った声もあがっていました。

ちなみに敷地面積は以下の通りです。

東京ドームが46,755平方メートルなので、約1.5倍の大きさになります。

  • 敷地面積 66,630平方メートル
  • 建築面積 9,282平方メートル
  • 延床面積 29,412平方メートル(8,897坪)

(出典:大塚国際美術館)

 

約4㎞にもなる大塚国際美術館の鑑賞コースは、なんと明石海峡大橋と同じレベル!

普段あまり歩かない人にとっては、ぐったりするほどハードな美術館かもしれません。

また、展示物も1,000点を超えて、館内いっぱいに飾られている空間の情報量の多さに、疲れてしまうと言った口コミもありました。

レストランやカフェなどで休憩をとりながらじゃないと、足も目も疲労が溜まってしまいそう。

長い距離を歩く大塚国際美術館。

足腰の弱いご高齢の方や、お子様連れの方には、なかなか厳しい美術館かもしれませんね。

 

駐車場&交通がやや不便?

 

 

臨時も含めて数カ所の駐車場を備えている大塚国際美術館は、それぞれの駐車場より歩いて5分から20分程度も離れている場所に建てられています。

(出典:大塚国際美術館)

美術館までの距離が遠いためシャトルバスを巡回させていますが、駐車場が満車になるほど混雑していると、シャトルバスもすぐに乗れるかどうか微妙で、待ち時間が発生することもあるようです。

2018年の紅白歌合で、米津玄師さんがシスティーナ・ホールを舞台に「Lemon」を歌った以降は、大塚国際美術館への注目度も爆上がり!

2022年度用のSexy Zoneのカレンダー撮影にも大塚国際美術館が使われ、マリウス葉さんはアンバサダーに就任されたことも影響しているのでしょう。

聖地を一目見ようと多くの人が押し寄せ、シャトルバスに乗るのも苦労された口コミがあがっていました。

ゴールデンウィーク3日目に家族で行きましたが、鳴門北インターを降りて左折のはずが「美術館は右折」との誘導が。駐車場が満車のため3キロ以上離れた第4駐車場(黒崎駐車場)へ誘導されました。

そこからシャトルバスで輸送ということでしたが、バスは30人くらいしか乗れない観光バスが20
分に1台くらいしか来ず、到底客を捌ききれずに結局寒風吹き荒む中1時間外で待つ羽目に。すっかり体調を崩してしまいました。

(引用:Tripadvisor

GWなどのハイシーズンやイベント時のシャトルバス問題のほか、大塚国際美術館までの交通が不便という声もありました。

徳島空港から路線バスやタクシーで30分、新神戸駅から高速バスで約1時間30分から2時間。

直通バスも伊丹空港や京都駅など各地から出ていますが、長時間の乗車と一日の本数が限られていることがネックとなる方もいるでしょう。

JR徳島駅から路線バスで52分もかかる位置にある大塚国際美術館。

都会の利便性を体感している方々にとっては、地方の公共交通機関の本数の少なさに、一層不便を感じてしまいますね。

見るだけでも時間がかかる大塚国際美術館へ行くには、日数も時間も余裕のあるスケジュールを立てたほうがよさそうです。

 

そもそも大塚国際美術館とは

徳島県鳴門市の鳴門公園内にある、陶板複製画を展示している大塚国際美術館。

大塚製薬ループが創業75周年記念事業として1998年に開館し、2018年12月31日放送の第69回NKH紅白歌合戦では、米津玄師さんの「Lemon」の中継舞台として使用されていました。

地下3階から地上2階の5階建ての館内に、古代から現代アートまで世界26か国、190余の美術館が所蔵する西洋名画約1,000点を、陶板を使って原寸大に再現している大塚国際美術館。

レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」やサンドロ・ボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」など、教科書などで見たことのある有名な絵画が館内いっぱいに展示されおり、撮影や触れることもOKなのは、大塚国際美術館ならではの魅力です。

ぜひ、大塚国際美術館で、見て触れて、世界の名画の迫力を感じてくださいね。

大塚国際美術館の良い口コミ

 

大塚グループ創立75周年の記念事業として設立された、徳島県鳴門市にある日本最大級を誇る大塚国際美術館。

世界各国の1,000点を超える陶板名画が揃った大塚国際美術館の魅力について、口コミをまとめてみました。

テーマパークのような美術館

展示の仕方が素晴らしい!館内は広く軽く流し見する程度でも最低4時間以上必要な気がします。入館時にかかってる曲がテンション上がって好きです。

(引用:じゃらん

入館時からテンションが上がると、高評価な大塚国際美術館。

日本最大級の常設展示スペースに、誰もが目にしたことがある有名な作品の数々を陶板に焼き付けて原寸大に展示している様子は、息をのむほどの迫力があることでしょう。

通常の美術館では不可能な「撮影や触れる」ことが出来きるのは、大塚国際美術館の最大の魅力!

短時間の滞在では回り切れない広さ、展示物の多さも桁外れの大塚国際美術館は、まるで美術のテーマパークと言われるのも納得ですね。

 

レストラン&カフェで美味しい時間

別館1階にあり庭園を眺めながら食事のできる「レストラン・ガーデン」。

モネの池を眺められる地下2階の「カフェ・ド・ジヴェルニー」。

ゴッホのファーストネームから名付けた「カフェ フィンセント」。

3カ所の飲食店を揃えた大塚国際美術館では、食事からデザートまで楽しめます。

 

レストラン・ガーデンで提供している1日50食限定の「ゴッホの阿波尾鶏プロヴァンスチキン」のほか、カフェ・ド・ジヴェルニーの「うずしお海鮮丼」や「ヴィーナスカレー」、カフェ フィンセントでは「カツサンド」や「鳴門金時クロワッサン」などが味わえます。

スイーツを楽しみたい方にはケーキセットもお勧め!

大塚国際美術館で歩き疲れたたら、名画や庭園を眺められるレストランやカフェで、美味しい時間を満喫してくださいね。

 

徳島で世界旅行を体感!

 

古代から現代アートまで世界26か国、190余の美術館が所蔵する西洋名画約1,000点を、陶板を使って原寸大に再現している大塚国際美術館。

世界各国の名画のレプリカを目の当たりにすると、まるで海外にいるかのような気分になれそうです。

日本にいながら世界旅行を満喫したくなったら、徳島県の大塚国際美術館に足を運んでくださいね。

大塚国際美術館はどんな人に向いている?

今回は、紅白歌合戦で米津玄師さんの「Lemon」の中継場所となったり、SexyZoneのカレンダー撮影にも選ばれた大塚国際美術館についてご紹介しました。

大塚オーミ陶業株式会社の特殊技術によって、オリジナル作品と同サイズで再現された1,000点を超える名画の数々は、撮影も触れることもOKで、見ることしかできない美術館とは一線を画したアートのテーマパークです。

世界の名作を陶板絵画として未来に繋いでいく大塚国際美術館。

世界旅行気分を満喫したい方、レプリカでありながら圧巻なスケールを体感したい方は、ぜひ大塚国際美術館へ出かけてみて下さいね。