CO2削減・意匠性両立…大成建設が開発、光・空調を透過する柱の効果 (ニュースイッチ : 日刊工業新聞)

大成建設は環境配慮型コンクリートと3次元(3D)プリンティング技術のノウハウを融合し、二酸化炭素(CO2)の排出量削減につながる機能性と意匠性の高さを兼ね備えた柱部材を開発した。内側から光と空調を透過させるとともに、桜の樹皮を模した独創的なデザインを採用。建設中の技術研究所(埼玉県幸手市)の研究管理棟に初適用した。 材料としてCO2を内部に固定することによって、通常のコンクリートに比べてCO2排出 ……

プリンター部品に電炉材…ブラザー、脱炭素化へ導入に踏み切る (ニュースイッチ : 日刊工業新聞)

ブラザー工業はプリンターの部品に使う鋼材について、電炉材の導入を決めた。同社が電炉材を採用するのは初めてという。2024年度内に一部の部品で利用を始め、成果を見ながら、25年度以降に徐々に導入を拡大していく考え。高炉材に比べて、加工精度が求められる部品への適応度が劣る電炉材だが、生産時の二酸化炭素(CO2)排出量が少なく、脱炭素化に向けて導入に踏み切る。 鋼材を使うプリンター部品は、主に高炉材の薄 ……

年間売上高10億円へ…日本軽金属、金属と樹脂の接合技術使ったリチウムイオン電池用端子部開発 (ニュースイッチ : 日刊工業新聞)

日本軽金属は金属と樹脂の接合技術「PAL―fit(パルフィット)」を使ったリチウムイオン電池(LiB)用端子部を開発した。従来品と比べて接合強度を向上させたほか、部品数や工数の削減を実現した。2027年ごろの製品化と、早期に年間約10億円の売り上げを目指す。 開発した端子部は、金属部と周辺樹脂をパルフィットによる樹脂射出成形で直接接合したもの。接合部にシール材として使うガスケットが不要になる。接合 ……