自動運転、実用化の道遠く 深刻化するバス運転手不足 (日本経済新聞)

社会インフラであるバス業界の運転手不足が深刻化している。業界団体の日本バス協会が2023年9月に発表した試算によると、30年に約3万6000人の運転手が足りなくなるという。人手不足解消の切り札として期待されるのが自動運転技術だ。ただ足元では実証実験中の事故が相次いでおり、実用化までの道のりは遠い。社会インフラの維持のためにも、実用化レベルに耐え得る技術の開発が急務である。 後方からの車両と接触事故…

CO2から糖、光合成より高効率で 大阪大や豊田中研 (日本経済新聞)

大阪大学や豊田中央研究所などは二酸化炭素(CO2)を使って、光合成の数百倍の速度で糖を作る技術を開発した。将来的には砂糖などの食用糖やたんぱく源となり得る培養肉の原料を生産できる可能性がある。脱炭素に役立つ技術として、2030年代前半以降に実用化を目指す。 エネルギー源になる砂糖などの食用糖は農作物のサトウキビやトウモロコシから作る。体を作るたんぱく質を摂取するための食肉は主に家畜を飼育して得る. ……