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機体の汎用性強みに 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業が開発した大型基幹ロケット「H3」試験機2号機が打ち上げに成功した。同1号機の失敗から約1年間かけて原因究明と対策を講じ、2号機の成功とともに本格運用へ弾みを付けた。H3という新たな宇宙輸送技術を確立したが、より汎用性を持たせるために技術を育てる必要がある。国内外のユーザーに選ばれるロケットのカタチを作り、国際競争力の強化につなげる。 …