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資産運用への関心の高まりや老後の備えの必要性から加入者が増えている「企業型確定拠出年金(DC)」。企業が掛金を負担して加入者が運用するタイプの企業年金だ。しかし、転職や早期退職をする際には、注意しなくてはならない。必要な手続きをしない人が多く、その結果、せっかくの資産が塩漬けとなってしまうケースが相次いでいる。運用もできず、いわば“放置”された格好となっているこうした年金、総額は2800億円に上るという。(経済部 真方健太朗)