週刊金曜日の記事によると…
地域社会から差別根絶の声を上げようと、市民団体「ヘイトスピーチをゆるさない中野」が東京都中野区で結成された。有権者の責任として「公人のヘイト」を止めることが目的だ。 きっかけは同区の吉田康一郎区議がツイッター(現X)でフォトジャーナリストの安田菜津紀さんへの差別を煽動したことだ。2022年7月、安田さんを名指しして「父親は在日コリアン2世で、元韓国籍、後に日本国籍を取得」と投稿した。すると「日本国籍を抜いて、さっさとお帰り下さい」「汚鮮」「反日で商売している」という差別投稿が蔓延。3日間で確認できただけで92件に上った。 同団体は6月9日に中野駅前で最初の活動となる街頭宣伝を実施。安田さんのコメントを読み上げた。 「ヘイトスピーチは社会的な力の不平等を背景に向けられた側に恐怖心を抱かせ、沈黙を強いる。表現の自由は『差別の自由』ではないことを明確にした上での対策が生活の場である地域社会からも不可欠。ヘイトに抗う仕組みを共に築き、育てていきましょう」 呼びかけ人でライターの和田静香さんは「加害を止めるには地元の区民が声を上げることだと思った。差別する人物を議員にさせた責任がある」と話す。 東京都知事選挙に際しては隣の杉並区や練馬区、武蔵野市の反ヘイト団体と連名で要望書を提出。小池百合子知事に挑んだ蓮舫氏には関東大震災で虐殺された朝鮮人犠牲者の追悼式典に追悼文を送ると公約に掲げて選挙を戦ってほしいと求めた。虐殺の歴史を認めず、追悼文送付を17年から拒み続ける小池氏では「東京に暮らすすべての人々の命と人権は守られない」と断じ、蓮舫氏を後押しした。[全文は引用元へ…]石橋学・『神奈川新聞』記者
引用元 https://news.yahoo.co.jp/articles/b007b31003ef6f5e73c0e9c16c2836c9c9868e1f
みんなのコメント募集中
- ヘイトスピーチに限らず、アンチ差別系の団体は、自分たちに関係する差別に対しては声高に叫ぶのに、直接的に関係ないような差別はスルーするという、不可解な特徴を持っているケースが目立つので、個人的にはじっくりと見極め画必要だと感じます。
- 週刊金曜日をはじめとする一部のメディアには、問題の片方の当事者にのみ寄り添い、対岸にある立場の者の声には耳を一切傾けないという姿勢が強く見られる。特に川口クルド人問題など…。そして、そうした偏向記事も一種のヘイトスピーチだと私は思う。 この記事自体に特に意義はないが、普段の週刊金曜日の報道姿勢と照らしたときに「どの口が…」という感想をどうしても抱いてしまう。
- 議員になる人は帰化情報は必須にしないとだな 日本国を日本国民をよくする人でなければならない 同じく、言論人も帰化情報は明示しなければな どの勢力に立つ人かその人の立ち位置というのは発言を考えるうえで大事な要素だ
- 東京に暮らす全ての人の命?まずは東京に暮らす日本人の命を守って余裕があったらの話でしよう。 今やそこまで豊かな国ではないのだから限りある資源はまず自国民に使い、全ての自国民を助けきったあとの自国民以外でしょう。もちろん命は大切ですがケアする順番はありますよね。
- ヘイトクライムが起こらないように、ヘイトスピーチをやめようというのが本来だと思うんですけど、もちろん外国語であることから日本では関係ないことだと思うんですよね。日本は外国のようにデモが暴動になる国ではないですし。それをことさら政治利用しようというのはいかがなものかと思います
- 中野区の東中野合の辺りは、戦前は新宿区の落合と合わせて落合文志村と呼ばれた地域で、プロレタリア文学の作家さんなど左翼系の文化人や知識人が多く住んでたんですよね。 プロパガンダを含んだ社会的な作品を扱う劇場や映画館も点在しているし、中野区はこういった活動が盛んなのって、そうした背景が関係してるのかな。
- ヘイトスピーチに社会的な力など関係ない、憎しみあるところ怒りあるところどこにでも現れる。先の選挙前後で蓮舫氏とその支持者が他の候補に向けた感情と発言など自覚がないだけでその典型です。ヘイトの本質を知らぬ者に人権を守れるわけもなし。
The post 【市民団体】「ヘイトスピーチをゆるさない!表現の自由は差別の自由ではない!」東京都中野区で団体結成[週刊金曜日] first appeared on jnnavi.