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>京都大学iPS細胞研究所の江藤浩之教授ら研究グループは、献血のドナーに依存せず、患者のiPS細胞を使って、体外で血小板を作る技術について研究を進め、患者への臨床研究を実施してきました。ただ、これまでの方法では、患者の輸血に必要な血液を作るのに8リットルサイズの培養装置を4つ併用する必要があり、「低コストの商用生産には向かない」という課題が残っていました。
>こうした課題に対し、研究グループは、高品質な血小板を作るために必要とされる「乱れた状態の流れ(乱流)」を培養装置の中でまんべんなく発生できるよう、培養装置内のブレードの構造を改良し、45リットルサイズの大容量で高品質な血小板の製造をする方法を確立したということです。
自分の血が作れる時代か