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日本無線(東京都中野区、小洗健社長)は、新型気象レーダー「C帯二重偏波フェーズドアレイ気象レーダー」の実験機を用いた気象観測実験を今秋をめどに始める。従来のパラボラ型気象レーダーと比べ、観測にかかる時間を最大10分の1に短縮できる点が特徴。豪雨災害の前兆をいち早く検知し、避難指示の早期発令につなげることで、被害の最小化に貢献する。実験結果を踏まえながらレーダーの改良を進め、2030年以降の実用化を …