アズレン環を導入、π共役骨格を湾曲、対アニオンを適切に選択 名古屋大学と京都大学の研究グループは2024年8月、電荷種分離型積層構造を形成し、高い電荷キャリア輸送特性を発現する「カチオン性π共役分子」の開発に成功したと発表した。エレクトロニクス材料としてイオン性π共役化合物を応用する上での新たな戦略として提案する。 π共役化合物は、分子間相互作用を制御すれば、凝集状態で秩序構造を形成し、その構造に …
アズレン環を導入、π共役骨格を湾曲、対アニオンを適切に選択 名古屋大学と京都大学の研究グループは2024年8月、電荷種分離型積層構造を形成し、高い電荷キャリア輸送特性を発現する「カチオン性π共役分子」の開発に成功したと発表した。エレクトロニクス材料としてイオン性π共役化合物を応用する上での新たな戦略として提案する。 π共役化合物は、分子間相互作用を制御すれば、凝集状態で秩序構造を形成し、その構造に …